肉体関係のない不倫にハマる男の本音「デートは月1回。恋愛感情はありますよ」
既婚者のもう一人の恋人を意味する「セカンドパートナー」。それは不倫では?と思う人も多いが、不倫との大きな違いは肉体関係がないこと。女性は心で恋人と繋がっていれば満足するという場合が多いが、果たして男性は性行為なしで満足できるものなのか? 実際にセカンドパートナーを持つ男性に話を聞いた。
都内のウェブ関係の企業を経営しているTさん(40歳)は3歳上の嫁、小学生になる息子のいる既婚者。年相応の大人の雰囲気を持つが、体を定期的に鍛えており、中年太りなどなくシュっとしたスマートな雰囲気がある。彼は性行為のない女性との恋人関係を4年も続けているという。まずその女性と出会ったいきさつを聞いた。
「彼女と出会ったきっかけは、元不倫相手の知り合いだったんです。仕事の紹介として、彼女がその女性と飲んでいる時に呼ばれて。僕は当時独立したばかりだったので。
実は彼女は現在50代手前。元不倫相手は4つ年下だったんですけど、独身だったこともあり面倒臭かったんですよね。週に一度も会えない日があると、何度も寂しいとかいう内容のメールを打ってきたり、何度もちゃんと好きかの確認をしてきたり。うんざりしていた時で、落ち着いた女性という感じに好感を持っていました」
しばらくは仕事相手を紹介してくれたり、同業者の飲み会に誘ってくれたりしていたそう。そんな彼女と恋愛関係がスタートしたきっかけは何だったのか。
「お酒の趣味が一緒で、焼酎が好きだったんです。何度も人を紹介してくれたりしていたので、地方に仕事で行くといつもおいしいお酒を彼女のために買っていっていました。そしたら彼女もお返しといって出張先でお酒を買ってきてくれて。一緒に飲もうということで当時マンションの一室をオフィスとして借りていたんですが、そこで2人きりで飲む機会が増えていって……ですかね。
いつからというのはよくわからないですが、お互いの家族の話や親の話をするようになったり、月一回彼女と少し良いお店で食事をするようになり。いい大人同士が好きかなんて言い合ってないですけど、僕には恋愛感情がありますよ。ドキドキしたりすることはないけど、一緒にいたいと思います。新しいものを見つけると嫁よりもまず一番に伝えたいのは彼女ですね」
新しいものは嫁より彼女に伝えたい
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