更新日:2019年02月04日 23:10
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SKE48がラグーナテンボスで躍動! ユニット攻勢でファンを沸かす

 10月14日、愛知県蒲郡市にあるラグーナテンボス・ラグーナシアでSKE48が単独野外ライブを開催した。ラグーナテンボスでのライブは今年1月5日に行われて以来、2回目。また、10月5日に劇場デビュー10周年を迎えた彼女たちにとって、11年目初となる全員出演(一部休業中のメンバーを除く)でのライブとなった。  そんな記念すべきライブの1曲目は、10周年イヤー初のシングルとして発売された「無意識の色」。この曲のセンターを務めた小畑優奈は、1月に披露したときより成長した、堂々としたパフォーマンスでライブのスタートを盛りあげていた。

小畑優奈

 続いて「前めのり」「未来とは?」の2曲とMCをはさみ、ライブはユニット曲のセクションへ。ここでは、SKE48の歴代のオリジナル公演のユニット曲、全15曲をそれぞれの公演と同じ曲順で披露。ある種10周年イヤーならではの歴史を振り返られるセットリストになっていた。  ユニットメンバーは、当時とは違う現役メンバーが担当したが、なかでも公演開始時に松井珠理奈がセンターを務めた「Glory days」のセンターを井上瑠夏が、松井玲奈がセンターを務めた「雨のピアニスト」のセンターを野村実代といった期待の若手たちが務めており、メンバーの層の厚さを感じさせた。

雨のピアニスト

 また「チョコの行方」では界隈で“かわいさの1人レアルマドリード”と呼ばれる小畑優奈がセンターに入り、相川暖花、太田彩夏、末永桜花、水野愛理、白井琴望、大芝りんかと“かわいさの銀河系軍団”を形成。ファンのテンションをより一層あげさせたパフォーマンスは圧巻の一言だ。そして、「眼差しサヨナラ」では松井珠理奈と須田亜香里がデュエット。選抜総選挙第1位と第2位の共演にファンも息を呑んでいた。

チョコの行方

眼差しサヨナラ

 ユニット曲の後は、MCをはさみ、現在各チームが公演で披露している「放課後レース」「回遊魚のキャパシティ」「恋のお縄」と順に披露。続けて、「赤いピンヒールとプロフェッサー」「夢の階段を上れ!」「ここで一発」といった今年のリクエストアワーの上位3曲と続く。さらに「世界が泣いているなら」「1!2!3!4!ヨロシク!」「アイシテラブル!」「パレオはエメラルド」までを10曲連続で披露。MCをはさみ「水のないプール」を歌い、本編は終了した。  アンコールでは「手をつなぎながら」「チャイムはLOVE SONG」を歌った後、ラストの曲振りで松井珠理奈が「私がお休み中にすごく助けられた曲です。こうして10周年だったり、11年目のスタートをみんなと一緒にステージの上に立てていること奇跡のように感じるし、いつも当たり前だったこの風景も奇跡のように感じます。みなさんがどこに居ても支え続けてくれること、見守り続けてくれること本当にありがとうございます。そんな気持ちを込めて歌います。前回、ラグーナテンボスでこの曲を歌ったときは泣いてしまったので、今はみんなのおかげで泣かずに歌えそうです」と思いを伝え、会場からは歓声が上がり、「僕は知っている」がスタートした。  松井珠理奈にとって、1期生1人で迎えた10周年イヤー。1月のタイミングでは1期生から歌い出す同曲を1人で歌い出すことに涙し、選抜総選挙ではプレッシャーと戦い、念願の1位に輝くも、その後、休養に入るなど激動の一年を過ごした。そんな彼女が、11年目のスタートにファンが待つステージに笑って立っていられることの喜びを、改めて噛み締めているように感じられたラストだった。

山内鈴蘭のMCがツボに入った珠理奈

 10周年を迎えたSKE48だが、2度目のナゴヤドーム単独コンサートなどまだまだ目指すべき目標がある。若手の成長も目覚ましい今。ここで立ち止まることなくさらなる高みを目指していってほしい。 取材・文・撮影/八木康晴(本誌) 撮影/髙橋慶佑
SKE48の10乗

SKE48の10年の活動記録や撮り下ろしページ満載の一冊。こちらは松井珠理奈表紙バージョンです



SKE48の10乗 (須田亜香里表紙バージョン)

須田亜香里表紙バージョン

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