2018年、話題になったCMは? ハズキルーペのインパクトが強すぎたけど…それだけじゃない!
気が付けば今年も残り2ヶ月程度に迫ってきた。日刊SPA!では今年も多くのドラマを取り上げてきたが、テレビを通じて我々に強いインパクトを与えてくれるのは、なにもドラマだけではない。15秒や30秒の放送時間に、さまざまな要素が詰め込まれたCMについても語るべきではないだろうか。
そこで今回は、少し早いが2018年を振り返り、今年放送され、内容のユニークさで話題になったCMを紹介していこう。
今年1番話題となったCMといえば、渡辺謙(59)と菊川怜(40)が出演する眼鏡型拡大鏡、『ハズキルーペ』だろう。スーツ姿の菊川がお尻でハズキルーペを踏みつけて頑丈さをアピールしたり、手でハートマークを作りながら「ハズキルーペ、だあい好き」とウインクする、いい意味で個性的すぎる展開に多くの視聴者がくぎ付けとなった。
実際、このCMの宣伝効果は抜群で、放送後には30~40代の購入者が一気に増加したそうだ。9月からは武井咲(24)が出演し、4人のホステスが次々にお尻でハズキルーペを踏みつける新CMが放送されている。
そんなハズキルーペのパロディCMで話題になったのが、携帯キャリアのソフトバンクだ。堺雅人(45)に促されたスーツ姿の菊川がイスに座ろうとしたところ、座席にはスマホが置いてあるではないか。堺がソフトバンクの新プラン「動画SNS見放題」をサラッと説明した後、もう一度お尻でスマホを踏みつけたかと思えば、スマホを持った手でハートマークを作り「だあい好き」と例のキメ台詞。ハズキルーペのCMが武井に代わり“菊川ロス”に陥っていた視聴者は、歓喜の声をあげつつも、まさかのパロディに困惑したのだった。
あまりの露骨さに、一部では「ソフトバンクがハズキルーペに喧嘩を売っている」とも言われていたが、事前に承諾を得たハズキルーペ公認のパロディCMとのことだ。
auのCMといえば、松田翔太(33)らの出演する『三太郎』シリーズがお馴染みだが、今年1月から放送開始している『意識高すぎ! 高杉くん』シリーズも好評を博している。
神木隆之介(25)が演じる意識の高い高校生「高杉くん」と、松本穂香(21)が演じるクラスメイト「松本さん」のコミカルでクセの強い掛け合いが魅力の本CM。6月からは中川大志(20)が演じる細かすぎる「細杉くん」も仲間入りし、より一層クセの強いCMとなった。
また、今年7月放送のドラマ『この世界の片隅に』(TBS系)で主演を務めたりと現在ブレイク真っただ中の松本が、その知名度を一気に上げたのもこのCMである。
ハズキルーペ:菊川怜がお尻でハズキルーペを踏みつけて話題に
ソフトバンク:まさかのハズキルーペのパロディ
au:クセが強すぎる「意識高すぎ! 高杉くん」シリーズ
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