大晦日『笑ってはいけない』の衝撃すぎた芸能人列伝。斎藤工も大暴走
NHKの『紅白歌合戦』の裏番組でありながら、すっかり大晦日の風物詩として定着した『笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)。
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(同)の特別番組という位置づけで、かつては夏や秋に放送されたこともあったが、大晦日に移動してから13年目となる今年は『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』が放送予定だ。
ご存知のように、同シリーズではダウンタウンの浜田雅功&松本人志、月亭方正、ココリコの遠藤章造&田中直樹という5人がレギュラー出演。笑ってしまったら罰として尻を叩かれるという状況で、続々と“笑いの刺客”が送り込まれるわけだが、刺客のなかには「この人がこんなネタを!?」と、誰もが驚くような芸能人も含まれている。
そこで今回は、過去のシリーズを振り返り、特に衝撃的な刺客を演じた芸能人たちをピックアップしてみよう。
最初に紹介するのは、2016年の『絶対に笑ってはいけない科学博士24時』に登場した斎藤工だ。2014年のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)で上戸彩の不倫相手を演じ、大人の色気で女性ファンを魅了した斎藤だが、この回では“サンシャイン斎藤”に扮し、お笑い芸人のサンシャイン池崎のネタを披露している。
まず、本家である池崎が科学研究所の所長として姿を見せ、持ちネタのハイテンションな自己紹介で松本・遠藤・田中の3人を笑わせた。その後、池崎は「今のはハイテンションなだけでセクシーさが足りない」ということで、謎の装置を使用。すると今度は池崎のコスプレをした斎藤が現れ、「イエェェェ~イ!!」「セクシーを愛し、セクシーに愛された男! 浮気、不倫、ダブル不倫、全てのセクシーの生みの親!」などと叫び倒したのである。
普段のイケメンぶりからは考えられない斎藤の暴走に、当然ながら一同大爆笑。のちに斎藤がラジオ番組で語ったところによると、「会ったことがない自分に出会えそう」という予感から、池崎のネタを選んだらしい。
続いても2016年の『絶対に笑ってはいけない科学博士24時』から、俳優の原田龍二の例を取り上げたい。1990年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の準グランプリに輝き、1992年に芸能界デビューした原田は『水戸黄門』(TBS系)や『相棒』(テレビ朝日系)など、数々のドラマに出演。先述した斎藤と同様、イケメン俳優の部類に入るだろう。
そんな原田だが、この回では“リュウジ100%”として登場。お笑いタレントのアキラ100%の代表芸である、全裸状態で股間だけをお盆で隠した“丸腰刑事”を完全にコピーし、全員を罰ゲームへ追いやってみせた。視聴者たちも、ネタの内容と原田の精悍な顔つきとのギャップには、笑いをこらえきれなかったはずだ。
これをきっかけに原田は再ブレイクを果たしているが、もともと原田は旅番組などで温泉レポートをする機会も多く、身体をさらけ出すことに抵抗はなかった模様。思わぬ形でハマり役が巡ってきたといえる?
次は少しさかのぼって、2009年の『絶対に笑ってはいけないホテルマン24時』。このシリーズではレギュラーメンバー5人がロケ地までバス移動するのが恒例となっており、車内でも容赦なく笑いの刺客たちが襲いかかってくるのだが、ここで大きなインパクトを残したのが大地真央だった。
大地は林家パー子のモノマネで“林家マー子”を演じ、バスに乗り込んでくるや否や、写真をパシャパシャ撮りながら「ハッハ~」という独特の甲高い笑い声を連発。上下ともにピンクの装いだったのはもちろん、“林家ピー”役で共演していた劇団ひとりの顔面に卓球のラケットでツッコミを入れるという、風変わりなシーンも見られた。
大地といえば宝塚の元トップスターであり、その演技力はさすがといったところ。大地のような大女優が出てくる可能性もあるからこそ、ファンたちはこのシリーズから目を離せないのだ。
【今年も大晦日特番が激アツ決定】
— ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! (@gakitsukatter) 2018年11月14日
今年もやります、12月31日大晦日特番
タイトルは…
“絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!”
ガキメンバーの5人が新人トレジャーハンターに扮して様々な研修を行いますhttps://t.co/VdjmqfSJ2V#日テレ #ガキ使 pic.twitter.com/832IoxvvZt
斎藤工(2016年):セクシー俳優が新しい扉を開いた“迷演”
原田龍二(2016年):体当たりの“全裸芸”で再ブレイク
大地真央(2009年):宝塚の元トップスターがまさかのモノマネ
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