転職カウンセラーが分析『そのやり方では、仕事は見つからない!』
転職カウンセラーが分析
そのやり方では、仕事は見つからない!
「ただハローワークに行っても、就職なんてできませんよ。向こうはこちらから質問しない限り、何も答えてくれないし、何もしてくれませんから(笑)」
開口一番、そのように語るのは、転職コンサルタントの栗芝万里子さん(仮名)。ハローワークのお役所体質を批判しつつも、職がなかなか決まらないという人は、その本人自体に問題があることが多いという。
「とりあえず応募して、落ちたらまた適当に応募する。その繰り返しの人が大半です。選んだ企業の志望理由を聞いても答えられない人がほとんどですね。この間、相談に乗った人は『家が近いから』でした(笑)」
確かにその調子では、採用されるものもダメになってしまいそうだ。また栗芝さんは、応募書類に対して、求人者の認識の甘さも指摘する。
「誤字脱字は当たり前だし、字は汚くて何を書いているのかわからない。鉛筆書きも人もいました(笑)。そんな書類を見て「この人はいいな」と思う企業はないでしょ、というのですが、理解してくれる人は一握りですね。あと、中途採用の場合には必須の職務経歴書に何を書いていいかわからないという人も多いんです。企業側は自分の会社で何ができるのかを書類で知りたい訳ですよ。何でもやりますと言われても、『やります』と『できます』は違いますから」
では、改善策はあるのか?
「自分がこれまで何をやってきて、それを別の環境でどういかせるか。それを明確にすることです。そうすれば、採用の確立は格段に上がるはずです」
― 目からウロコの[職探しの裏技]公開【7】 ―
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