不倫ではない!? 既婚者同士のマッチングアプリにまさかの落とし穴が…
―[[ガチ恋アプリ]必勝法]―
マッチングアプリで彼女をつくりたい――。ワンチャンやセフレ探しではなく、本気で彼女が欲しい人の“ガチ恋活”の場としての可能性を探るべく、記者陣がガチンコで挑戦。プロの奥義を伝授してもらいつつ、必勝法をついに見つけ出した!?
Sepa 既婚者専用アプリの実態は友達づくりか不倫の温床か
世にマッチングサービスは数あれど、“既婚者同士の出会い”というなんとも危うい関係をマッチングしてくれるサービスがある。それが「Sepa」だ。「それってつまり不倫でしょ?」と誰もがツッコみたくなるが、公式サイトでは「体の関係を持たない、配偶者以外の異性の友達」として“セカンドパートナー”という謎の概念を提唱。実態を探るべく、結婚して丸9年、妻子ある41歳の記者が利用してみた。 しかし、いきなり問題発生。会員登録し、本人確認とプロフ作成を経て会員検索をしてみると、なんと女性ユーザー数は日本全国でたったの291人。東京で絞り込むとさらに72人に減ってしまった(7月12日時点)。 そもそもマッチングサイトとして成立するのか怪しいが、このぶんだとさすがにサクラや勧誘はいなさそう。ひとまず手当たり次第にメッセージを送ったところ、2日後、平日昼にお茶できる人を探しているという38歳の専業主婦から返信が。 「家庭は円満ですが、家事・育児にかかりっきりで友達付き合いもなくなっちゃって。たわいない会話や愚痴を話せるしがらみのない相手が欲しいんです」とのこと。少なくとも文面からは、本当に純然たる男友達を求めているようで、不倫に持ち込めそうな気配はない。 数日間メッセージをやりとりし、なんとか会う約束を取りつけたが、結論から言うと、喫茶店に現れたのは記者の好みとはほど遠い渡辺えり似のぽっちゃり女性だった。このSepa、実は顔写真の登録が必須ではないため、事前に容姿を確認できない。会う前は、妻以外の異性との、友達以上不倫未満のプラトニックな関係もアリかも……と思っていた。 だが、生活に疲れ果てた“おばさん”然とした彼女をいざ目の前にすると、自分でも引くくらい気持ちが萎えてしまった。なんだかんだ記者が求めるのは、最低限異性として“ときめき”を感じられる女性との恋人気分だ。申し訳ないが、彼女とはそのままフェードアウトさせてもらうことにした。 その後も、「旦那とはすれ違いで会話がない」「夫に浮気されたので始めました」といった人にメッセージを送るも、怪しまれたのか返信はなし。Sepaがある意味“ガチ”であることはわかったが、会員数の圧倒的な少なさはやはり致命的な問題点。まだまだ様子見の必要なサービスと言えそうだ。1
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