恋愛・結婚

ハプニングバーに来るフツーの女性客を直撃「クラブで遊ぶよりみんな紳士的」

 男女は今、どんな場所に異性との出会いを求めて集まっているのか?潜入調査した。

「ハプニングバー」カジュアル化が急激に加速

ハプニングバー

※写真はイメージです

 健全な出会いとは程遠いように思えるハプニングバー(ハプバー)だが、某有名店では大きな変化が起きている。 「カジュアル化が急激に進み『大勢でワイワイ飲んで楽しめるから来ている』というライトな層が増えています。スマホをロッカーに預ける必要があるため店内で連絡先の交換はできませんが、同時に店を出て2軒目に流れる男女を見かけますね」(若者の恋愛事情に詳しいライター・ミクニシオリ氏)  5年前に一度訪れた経験のある記者が平日の夜に潜入。ハプニングバーのホール内は以前より明るく感じられ、アンダーグラウンド感が薄れている印象だ。20時の時点で客は計10人。常連と思しき40~50代男性3人以外はみな20代前半~30代前半の女性。以前は男性ばかりがひしめき合っていた印象だが、客層も変化しているようだ。ほぼ同時に入店した女性2人に声をかけてみた。 「ハプニングバーは居酒屋で飲むよりいろんな人がいて楽しいし、年会費(1000~2000円程度)を払えば女性は無料で入れるというのはデカい(笑)。最初は襲われるかもって不安だったけど、こっちにその気がないことを示せばしつこく絡んでくる人はいませんね。クラブよりみんな紳士だし、いい人ばっかり。実は元カレともここで知り合ってるんです」  2人ともハプニングバーのこの店で一度も“ハプニング”を経験したことはないそう。3時間ほど滞在したが、プレイルームに消えていったのは元からカップルだったらしき常連1組のみ。あとは男性と軽い下ネタトークで盛り上がりゲラゲラと笑う女性たちの姿が印象的だった。  最初に話しかけた女性とはミクニ氏の言葉どおり同じタイミングで店を抜け連絡先を交換。場所柄、つい鼻息荒くなりがちだが、あえて紳士的な行動を心がけると出会いへの道は広がるようだ。
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