ラーメン二郎は男のインスタ映え。ポエムを添えて投稿する若者も
ラーメン二郎に取り憑かれた人々のことを称して呼ばれる“ジロリアン”。彼らは、
「二郎とはラーメンではなく、“二郎”という食べ物」
と口にします。ラーメンのジャンルに“二郎系”という系譜を生み出し、今なお根強い人気を誇っているラーメン二郎ですが、何がジロリアンをそこまで掻き立てるのか、今回はジロリアンになった人々に、ハマったきっかけとその魅力について話を聞いてみました。
都内大学生の松島翔太さん(仮名・20歳)は大学入学を機にできた友人から、定期的にラーメン二郎に誘われたことをきっかけに、週に2回以上は二郎もしくは二郎系ラーメンを食すようになったジロリアンです。
「僕の場合はやっぱり大学の近くにたまたまラーメン二郎があったことがきっかけですね。友人と昼休みによく食べに行ってます。最初に無理やり連行されたときは量がとても多くて、完食するのも精一杯でした。満腹感で気持ち悪くなりながらも、飯を残すのは恥ずかしいという根性で食べきったのを覚えてます。
でもそのときに、どこか達成感みたいなものを感じたんですよ。二郎ラーメンではその多さゆえに、ただの食事で食うか食われるかの勝負を味わえるんです。今は以前よりも多くの量を食べれるようになり、日々自分の限界に挑戦している感覚です」
やはり、通う大学の近くにあることが一つのきっかけになるようです。そして、二郎を食すことを“勝負”と表現した松島さん。“美味しく味わって食べる”ことではなく、フードファイト的な意味を見出しているのでしょうか。
大学入学時に友人に誘われて
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