12/10発売号のSPA!裏表紙を飾っていた美女
12/10発売号の裏表紙を飾った美女・大山千広
その正体はモデル? それとも女優? 気になるその答えは……ボートレースの女子レーサーなのだ。彼女の名前は大山千広。トップクラスの男子レーサーにも引けを取らないテクニック、そして精神力で、現在女子レーサー賞金ランク1位の座を守っている。そんな彼女の素顔に迫った。
“オフの大山千広”とは
――女子レーサーとしてレース場で激しいバトルを繰り広げるのが“オンの大山千広”だとすると、“オフの大山千広”はどんな顔をしているのか気になります。
大山:フツーですよ(笑)。でも、休日はしっかり休むことも“仕事”だと思ってますね。友達と遊んだり、ショッピングに行ったりもします。あとは旅行ですね。
――ボートレースは腕力などの力よりも、集中力や一瞬の判断力が求められる、メンタルスポーツとも言われています。リフレッシュすることは大切ですね。
大山:旅行に行ったりショッピングに行ったりして、しっかりリフレッシュしてレースに備えよう……とは思うんですけど、やっぱりボートのことが頭から離れないんですよね~(苦笑)。
――野球やサッカーと違い、ボートレースにはオフシーズンがありません。気持ちの切り替えもなかなか難しそうです。
大山:確かにそうなんですが、でも、サラリーマンの方もオフシーズンってないじゃないですか。私たちも一緒だと思うんです。レースは4~6日間で必ず終わるので、逆に気持ちの切り替えはしやすいですね。残業もありませんし(笑)。
ボートレーサーの大きな仕事とは?
――メンタル面のケアも必要ですが、ボートレーサー体重管理も大きな“仕事”と聞きます。
大山:オフはしっかり食べますけどレースまでにしっかり落とすように、ウエイトコントロールには気をつけています。先輩レーサーたちに比べたら、私なんて自分でできないことのほうが多いんです。でも、体重管理って私が自分でデキることじゃないですか。だから、できることは確実にしなきゃ強くなれないんじゃないかって。
――一流レーサーへの道は自己管理から……というわけでしょうか。
大山:レースに行くと、モーターの整備やプロペラなどについて先輩に聞いたり、教えられることがすごく多いんです。でも、先輩たちも同じレースに出て、勝つために時間を費やしてます。その時間を割いてもらって教えていただくなら、まずは自分ができることを確実にこなした上で聞くべきだと思うんです。それもできないのに先輩の時間をもらうのは、失礼じゃないですか。
結果よりも「巧くなったな」って思えるようになりたい
――その考え、姿勢はボートレーサーだけではなく、一般社会での仕事にも通じますね。最後に大山選手の目標をお聞かせください。
大山:10年後、20年後を見据えてうまくなりたい。結果よりも「巧くなったな」って思えるようになりたい。自分で納得のできるレースをできるようになれば、結果はあとからついてくると思ってます。それと、同世代の女性の方に見てもらいたいですね。私が頑張ることで女性のファンが増えたらいいなって思ってます(笑)
【大山千広】
’96年、福岡県出身の23歳。’15年にボートレーサーとしてデビュー、‘17年にGⅢ初優勝。今年はレディースチャンピオンでGⅠ初優勝を飾り、SGオールスターのファン投票は4位、獲得賞金は5000万円を超える。まさに人気と実力、そして可愛らしさを兼ね備えた才色兼備の女子レーサーとして人気に。母は元レーサーの大山博美。母と子で同じレースを走り、話題になってこともある
SGボートレースグランプリが初のナイターレースで開催中!
年末最後の大一番、SGボートレースグランプリがボートレース住之江(大阪)で12月17~22日まで、6日間にわたって開催される。しかも今年は初の試みとなるナイターレースでの開催とあって、盛り上がること間違いなし。大山千広選手も同時開催されるグランプリシリーズに出場予定となっており、ぜひ応援を!
舟券は全国のボートピアの他、テレボートのサイトで購入できます。
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取材・文/佐藤永記 撮影/渡辺秀之 スタイリスト/上中 学 ヘアメイク/小菅美穂子
提供/BOAT RACE振興会