業界人が選ぶ“ポスト米倉涼子”。タレントの独立が相次ぐオスカーを救うのは…
大ヒットドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)などで知られる、国民的女優・米倉涼子が、3月31日をもって大手芸能プロダクション「オスカープロモーション」(以下、オスカー)から独立。さらには、『ポッキー』のCMでブレークしたバイリンガル女優の忽那汐里、韓国出身の人気モデル・ヨンアやマルチな活躍で目立っていた岡田結実なども続々とオスカーを退社。一部報道では、人気タレントの藤田ニコルや森泉らが独立するウワサも挙がっており、ドラマやCMに引っ張りだこだった稼ぎ頭たちが次々とオスカーを卒業していく形となっている。
かつて大手事務所のタレントチーフマネージャーで、現在は映像関係の仕事に就いているA氏はこう語る。
「上戸彩さんや武井咲さんが筆頭なのでしょうが、子育てが忙しくバリバリと働くのは難しいでしょうね……。そんななか、業界内でイチオシと言われているのは長身美女の奥山かずささんですかね。1月クールでは『SEDAI WARS』(TBS系)と『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)の2作に出演し、正統派なルックスとスタイルのよさで目立っていました。
新型コロナウイルス騒動で芸能界も混乱する中、今後オスカーを支えていくタレントは誰なのか? 果たして米倉涼子クラスの逸材は存在するのか? 業界関係者やテレビマンに話を聞いた。
水着グラビアも見せる奥山かずさと昭和顔の小芝風花
元々は『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の明神つかさ役で特撮ファンの間でブレーク。その後、水着グラビアで美しいボディーを披露したのが大きかったみたいです。ドラマやバラエティー問わず、企画会議には週刊誌やマンガ誌が置いてあることが多く、そこからキャスティングされることもしばしばある。かつての吉岡里帆さんもそうでしたし。今後キャリアを積んでいけば、米倉涼子さんのような強い女性を演じることもできるタイプなので演技力を磨いていってほしい」 続いて、キー局でドラマ制作部に所属する30代女性のB氏に、注目のオスカー所属タレントを聞いた。
「小芝風花さんです。彼女にはすごく期待しています。連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)でのヒロインの娘・千代の迫真の演技は圧巻で、世代トップクラスだと感心しました。『トクサツガガガ』(NHK)の隠れオタク役もハマっていましたし、あの若さ(22歳)でシリアスな演技からコメディーもこなせるのは天性の役者としての素質を持っているからだと思います。本人は古風な顔で役の幅が狭まるのを気にしているみたいですが、有村架純さんや『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の上白石萌音さんのように“昭和顔”が一つのトレンドになりつつあるので、彼女は間違いなくブレークすると信じています!」
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テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。
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