コロナ自粛で“夜の嬢”たちがパパ活に参戦。だが男たちは資金難で…
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、ついに安倍首相は「緊急事態宣言」を発令した。東京都をはじめ、日本はいまオーバーシュート(感染爆発)の瀬戸際にある。
ほかにも、会社経営の“カレ”に買ってもらったマンションに住んでいる21歳の女子大生・綾子さん(仮名)は、「“カレ”から引っ越しをしてほしいと言われた。資金繰りが苦しくてマンションを売りたいんじゃないかな」と明かす。SNS上でも「パパ活もギャラ飲みも自粛モードで困った」「キャンセル食らった」「まったく稼げなくて、私のほうが緊急事態宣言!」と、女性から悲鳴が上がっている。
かねてから小池都知事は、銀座や六本木などの高級クラブで「夜の街クラスター(感染集団)」が発生していることを受けて、キャバクラなどを自粛するよう呼びかけてきた。実際、東京都新宿区の感染者はキャバクラや風俗店に携わる人が多いという報道もあったほどだ。
今回の緊急事態宣言の発令を受け、都内大手ソープランドグループでは4月8日から無期限で営業を自粛していると発表した。複数の“夜の店”が営業自粛や休業、あるいは閉店に追い込まれている。
都内風俗店で働く女性は「3月以降、日に日にお客さんが減っています。1日に一人も客がつかないこともあるし、いつも本指名で埋まるランカーの子でも指名が入らない時間帯もありますよ」と現実は厳しい。
「もう店では稼げない」と、キャバクラ嬢やクラブ嬢、風俗嬢たちが新たな稼ぎ場としているのがパパ活だという。大手マッチングアプリでは、コロナ禍のなかでも登録する女性の数は変わっていないか、むしろ増加傾向にあるという。実際、「元気?」「今晩会えないかな?」という探りのLINEが、男性のもとに頻繁に届くようになっているようだ。
ところが、夜飲み歩くのも自粛が要請されている今、お金持ち男性はパパ活も自粛モード。マッチングアプリの「ペイターズ(paters)」でお付き合いする男性と出会った24歳・OL、茉莉子さん(仮名)が話す。
「飲食店を経営する“カレ”のお店は、新型コロナの影響でお客さんがまったくいなくなったみたい。いつも羽振りがよくて美味しいお店に連れて行ってくれてたけど、最近も会う約束があったのに直前に『コロナをうつしたくないからリスケしよう』と連絡がありました。経営しているお店の閉店も考えてるみたい。そろそろお別れ時かな」
「私のほうが緊急事態宣言!」と悲鳴を上げるパパ活女子たち
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