“Zoom飲み会”の悲劇、好きな異性の前で恥ずかしい姿を…
現在も外出自粛ムードが続くなか、“ステイホーム”のまま、友人や同僚たちとビデオ会議アプリのZoomを使って宅飲みをする「Zoom飲み会」が流行している。しかしながら、飲み会に失敗はつきものだ。それはオンラインとなっても変わらぬようで……。
「私がZoomに入った瞬間、彼は消えていきましたからね」
保険会社で働く実花さん(31歳・仮名)が苦笑いする。現在恋人はおらず、夜な夜なZoom飲み会に参加しているそうだ。
「飲みにも行けないし、毎日暇で暇で。テレワークといっても自宅で出来ることが何もないので、本当にただの長期休暇なんですよ。給料も出ますし」
そんな実花さんが先日参加したZoom飲み会でちょっとしたハプニングが起こった。
「コロナをきっかけにつくったZoom飲み会のグループLINEがあって、いきなり『今からやるよ~!』ってきたんです。私はもうすでに1人で飲んでいたんで何も考えずに入ったんです。そしたら全員で8人ぐらいいて。そのうちの4人は前回と同じメンバーで、ほかは初めましての人々……だったと思っていたんですが」
画面の左下には見覚えのある顔があった。だが、すぐにはだれだか思い出せなかった。彼も私に気づいたようで、なんだかソワソワしている。
「じつは昔カラダの関係だった男なんですよ(苦笑)。Zoomの画面は小さいし、もう8年くらい前の話だから最初は全然わからなくて。私が入って簡単に自己紹介したら『あ、職場から電話かかってきたんで』って抜けちゃいました」
彼が抜けた後も変わらず楽しい飲み会が続いたというが――。
「朝7時くらいまでだらだら飲み続けてしまって、ほとんど記憶がない状態だったんですが、起きたら彼からたくさんLINEがきてたんです。内容が『お前マジ口軽すぎ。昔の話ヤメてくんない?』って。何のことだかわからなくて、参加していた女友達に聞いたら、私酔っ払って、彼との出会いから別れまで話していたみたいなんですよ(笑)。なんなら性癖まで喋っていたようで、さすがに反省しました。自宅だっていう安心感で気が緩んだのかなぁ……本当に申し訳なく思っています」
自宅という安心感で気がゆるみ…
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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