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オーダーメイド「チノパン」1万6500円の美しさに驚愕

58/108 WATER REPLLENT 撥水チノ(FABRIC TOKYO)1万6500円

MBのヘビーユース108

WATER REPLLENT 撥水チノ(FABRIC TOKYO)1万6500円

 無駄なコストを省いたD2Cの販売方式が浸透し、かつては高額だったスーツのオーダーメイドも5万円以下で楽しめるようになりました。その急先鋒がFABRIC TOKYO。店舗販売を行わず(採寸のみ店舗)、販売員の人件費や固定コストを最小限に抑え、圧倒的な低価格で市場を席巻しています。  そんな同ブランドがスーツの次に仕掛けたのはクールビズスタイルでも欠かせない「チノパン」。なんとスーツの採寸データを流用し、自分の体に合わせたチノパンが作れます。それも撥水性や伸縮性などを備えた機能素材で1万6500円。  どんなもんかと先日オーダーし、数週間で手元に到着。でき上がりを確認しましたが……2万~3万円のチノパンと比べても遜色ないクオリティ。そもそもオーダーのチノパンって体験したことないでしょ? 体のサイズに合わせてスラックスのように美しく細身に仕上げると、ここまで高級感が出るものかと驚愕です。  チノパンは上手に合わせないと野暮ったくなってしまう。誰もが一本は持っている定番だからこそ、ごまかしが利かないアイテムでもあります。 MBのヘビーユース108 FABRIC TOKYOはコストを抑え、高品質低価格で提供するD2Cブランドだけに素材は極上。ツヤがあり、美しい風合いのチノ素材は風格バッチリ! こだわりのある人はお金をもう少し出して2万3100円のモデルにすると、さらに美しい高密度の風合いになり、高級ブランドライクな印象が楽しめます。  一度、採寸してしまえば、通販で自分の計測サイズ通りに発注できるのもラクでいい。いちいち試着せずとも、いちいちお直しせずともクリックだけで完璧なサイズのチノパンやスラックスのオーダーが可能。  この便利さはこんなご時世だからこそ、重宝しそうです。ちゃんと計測もしていて、筋肉のつき方まで考えながらサイジングしてもらいました。  ONスタイルだけでなく、Tシャツを合わせたOFFスタイルでも活用できるのも嬉しい。思わず定番のベージュだけでなくホワイトやブラックなどもオーダーして、今うちのチノパンはFABRIC TOKYOだらけになっています(笑)。 商品、衣装/すべて私物 撮影/山田耕司(商品) 岡戸雅樹(人物)
MB
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag

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