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ダイソーの「手品グッズ」4種類を試してみた。仕掛けがバレバレ

 いまや衣食住にまつわる商品がなんでもそろう「100円ショップ」。その中でも「ダイソー」は手品グッズも充実しており、何十種類も店の棚に並んでいる。その難易度はレベル1から5まであり、レベル1はすぐに演じられるレベル、レベル5はプロのマジシャンレベルであるという。
手品グッズ

ダイソーで買った4種類の手品グッズ(各110円)

 今回訪れた店舗にはレベル5のものは置いてなかったので、レベル1から4までのものを1種類ずつ買って遊んでみることにした。手品グッズの値段は種類によって異なるが、今回購入したものはすべて税込110円である。

仕掛けがバレバレのレベル1

 まずはレベル1「魔法の風でお札が浮く」から。手品に使うトランプ2枚、お札1枚、それに解説書がセットになっている。ネタバレまで書かれたその解説書を見ながら実際に演じてみた。トランプの上にお札を乗せ、もう1枚のトランプで魔法の風を送る。すると、お札が少しずつ浮いてくるのだ。
手品

魔法の風でお札が浮く

 しかし、これはどうなんだろう……。この手品のネタバレをするのは避けておくが、お札を浮遊させるときにトランプをぐにゃりと曲げなくてはならないのがなんとも不自然だ。それにじっと見られたら(あまり見られなくても)、見えてはいけない糸を簡単に見つけられてしまいそうである。今回購入した手品グッズの中で面白いものがあったら友達の前で披露しようと思っていたのだが、これはちょっと厳しそうだ。

サラリーマンの絵柄が変化

 次にレベル2「カードの絵柄が変化する」。ラーメンを食べるサラリーマンの絵が描かれたカードが9枚あり、これを重ねて中央を輪ゴムで束ねる。このカードの束をひっくり返し、いちばん下のカードを抜いてそのままテーブルの上に置く。そして指をパチンと鳴らしてからそのカードをひっくり返すと、そこに描かれたサラリーマンがハゲ頭に変わっているのだ。
カードの絵柄が変化する

カードの絵柄が変化する

 しかし、これもカードを束ねる輪ゴムが不自然だし、そこになにか仕掛けがあるというのがバレバレだ。「その輪ゴムを外してやってみて」と言われたらおしまいである。
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これを手品と呼んでいいのか…
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バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。

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