高校教師のスマホを勝手に見た不良生徒、トンデモない過去を知ってしまう
人は見かけによらないとは言うものの、なかなか普段の生活では実感できないもの。今回は高校時代に強烈な体験をしてしまった女性のエピソードを紹介します。
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「高校時代の化学の先生の話なんです。地味で大人しそうな見た目をしていて、40代後半ぐらいだったと思うんですけど、化粧っ気のない独身でした。切れ長の鋭い目尻とひょろっとした細長い胴体をしていて、生徒からは『吊り目ごぼう』ってあだ名で呼ばれてました」
今回、このエピソードを語ってくれたのはリンさん(仮名・23歳)。その地域では進学校と評判でしたが、実態はそうでもない若干荒れ気味の高校に通っていたそうです。生徒から「吊り目ごぼう」と陰で呼ばれていた理科教諭は、冗談1つ言わず、淡々と授業を進めるタイプで、彼女の授業を真面目に聞いている生徒は少なかったそう。
「今となっては随分失礼なことをしてしまったな~って反省してますが、当時は高校生ですからね」
リンさんは申し訳なさそうに当時を振り返り始めました。
「先生が授業を始めようとしているのに席につかなかったり、教室の後ろで輪になって世間話をしたり、静かにしている生徒も机の下で携帯ゲームをしていたり、まともに授業を聞いている生徒はほんのごくわずかでした」
化学の授業ともなると、難解な化学式が出てきたりと、ただでさえ興味関心を維持するのは難しいものです。もちろん、先生の話を聞かなくていい理由にはなりませんが、どうしても不人気な授業は荒れてしまいがちです。
あだ名が「吊り目ごぼう」の化学の女教師
無法地帯の教室。不人気の授業ほど荒れる
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