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SNS総フォロワー数340万人のアニメ作家を直撃「あえて制作期間は2日から5日に絞っています」

SNSで人気の自主短編アニメ作家・安田現象さん

 CGモデルを使用した繊細な演技付けや、断片的ながらも物語の奥行きを感じさせる演出、美麗な色使いと、地上波で放送されるアニメ作品のワンシーンかと思わせる短編動画で、SNSを沸かせる一人のクリエイターがいる。  その名は安田現象さん(@gensho_yasuda)。2022年の9月13日時点で、SNSで合計340万人のフォロワー(TikTok250万人、YouTube46.2万人、Twitter33.8万人、Instagram10.6万人)を持つ彼は、超絶技巧の短編動画を投稿し続け、そのどれもが驚異的ないいね!数を獲得するに至っている。しかも、こうしたアニメは完全オリジナルの自主制作なのだとか。  今回は、そんなアニメ作家である安田現象さんご本人にインタビューを行い、話題の動画アニメーションの裏話や、作品に込めたアツい想いをたっぷりと語ってもらった!

長編劇場版アニメーションも制作中の注目クリエイター

 まずは安田さんの現在の活動内容から伺っていこう。 「今の活動は大きく分けて三つあって、まずは長編アニメーション作品『メイク ア ガール』の監督業です。これは2024年の劇場公開を目指しており、『安田現象スタジオ by Xenotoon』を開設、少数精鋭の制作チームメンバーを集めて鋭意制作中です。この長編作品はクラウドファンディングも10月末まで実施しているのでぜひご支援お願いします。次はMVやプロモーション用の短編アニメなどの企業案件。自分一人で行える、かつ上記の監督業と並行して行える範囲でお受けしています。最後は今回取り上げてくださったSNS向けの短編アニメです。表現や技術の検証、認知度アップのために行っており、こちらも一人で進めていますね」(安田さん、以下同)
Xenotoon

(c)安田現象 / Xenotoon

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“見てほしい物語”を中心にしたアニメ作り
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