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“あけおめLINE”を送るのは自分のエゴ?「年始にやめてよかったこと」トップ3

 年末年始はさまざまな行事やイベントがある。子供の頃は楽しみにしているイベントの目白押しであっても、大人になると面倒なイベントが増えるものだ。家族の決まりごとや、子供のためのイベントもあるだろうが「面倒だけど今もなんとなく続けている」という人も多いのではないだろうか。そんなものは、いっそのことやめてしまえば楽になるものもあるはず……。  そこで今回は「年末年始にやめてよかったこと・やめたいと思っていること」のアンケートを25~60歳男女100人から取り、年末年始のイベントについて、世間の人がどう思っているのかを調査した。

「年賀状のやり取り」がやめてよかったことの1位!

年賀状バイト

写真はイメージ

 やめてよかったことで1位となったのは「年賀状のやり取り」。こちらは29%の人が回答し、ネット社会の現代において多くの人が「やめてよかった」と考えていることがわかった。  都内在住の51歳男性、福田隆さん(仮名)は、4年前に年賀状をやめたと回答。 「毎年50枚程度は年賀状を送っていましたが、届く枚数も減っていたのもあって、一切送ることをやめてみました。それまでは年賀状を書いてから大掃除をしていたのですが、年賀状を書かなくなったことで余裕を持って大掃除をできるようになりましたし、のんびりできる時間も増えましたね。ハガキ代も意外とかかるので、節約という意味でもやめてよかったと思います」

「やめたいと思っていること」でも年賀状がダントツの結果に

 また、年賀状は「やめたいと思っていること」でも30%で1位にランクイン。神奈川県に住む41歳の杉山久志さん(仮名)に話を聞くと「やめたくてもやめられない」という実情があるという。 「年賀状を送ることをやめたいと思っているのですが、どうしてもやめることができないんです……。数年前に年末に自分から送ることはやめたものの、届いてしまった年賀状に対しては、関係性によっては送り返さないといけない場合もあって。そうなると、年始のゆっくり過ごしたい時にコンビニを駆けずり回って、すでにイラストが印刷されている余り物の年賀状を購入して、ってもうめんどくさい!  だから年賀状は、相手のことをよく考えてから送った方が良いと思います」
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年賀状の現代版「あけおめLINE」を送るのはエゴ?
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