『ドラゴン桜』東大生も憧れる「偏差値とは関係なく、地頭がいい人の特徴」――大反響トップ10
2022年、日刊SPA!で反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。今回は該当ジャンルが無くトップ10で紹介できなかったが、実は大反響だった記事を紹介する!(集計期間は2022年1月~11月まで。初公開日2022年10月2日 記事は取材時の状況)
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現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。
皆さんは「地頭がいい人」というと、どんな人を思い浮かべるでしょうか? 僕の考える「地頭がいい人」は、知識がたくさんある人というよりも頭の回転が速くて、瞬時にいろいろなことに結論を出せる人という感じです。
このあたりは人によってそれぞれ理想となる「地頭がいい人」像はあると思いますが、どちらかというと、知識よりも頭の回転が速い人というイメージのほうが強いのではないでしょうか。たとえば、IQが高い人などはこれに当てはまるでしょう。
そういった人たちは、やっぱりとてもかっこよく見えるものです。どうにかして自分も「地頭がいい人」の仲間入りをしたいと思いますが、なかなかうまくはいきません。なぜなら「地頭をよくするためのトレーニング方法」がわからないからです。
では、逆に考えてみましょう。「地頭がよくない人」とはどういう人でしょうか? 「地頭がいい人」を頭の回転が速い人とするなら、その逆はきっと頭の回転が鈍い人となるでしょう。つまり、考えることに慣れていない、下手な人というわけです。
もしこれが正しければ、考えることに慣れて、思考力をつけることができれば、自分の元々の能力に関係なく、地頭がいい人のふりをすることができると思いませんか? 結局、周りから「頭の回転が速い人」のように見られていればいいのですから。
それでは、考える訓練とはいったいどのようなトレーニングなのでしょうか? 実は落ちこぼれたちが東大合格を目指すマンガ『ドラゴン桜』の中で、思考力を鍛えるための超効果的なトレーニングが紹介されているんです!
水野直美と矢島勇介は、東大合格を目指す東大クラスに所属しているたった2人の生徒。ある日、彼らの前に国語担当の教師が現れます。彼は、着物に身を包んだ古風な格好をしており、名を芥山龍三郎といいました。
水野と矢島がその風貌に困惑していると、芥山は「国語の授業を外で行う」と言い出し、生徒を連れて街へ繰り出してしまいます。彼曰く「そうすれば文章の正しい読み方がわかる」というのです。
「地頭がいい人」にはどうしたらなれるのか?
思考力を鍛えるための超効果的なトレーニング
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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