新入社員が入社半日で退職。初日の夕方に「もう無理です…」――大反響トップ10
4月、新入社員が今年もやってきました。そこで日刊SPA!では「すぐ辞めた新入社員」の記事の中から、反響の大きかったトップ10を発表。驚きの行動をとった第4位はこちら!(初公開2019年4月4日 集計期間は2018年4月~2022年12月まで)
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4月1日。それまで学生だった面々の多くがどこかしらの企業に属し、社会人となる。だが中には、早々にリタイアをしてしまう新社会人がいるそう。
「いやあ、もうビックリで。会社中でその話題が持ちきりになりました。なんか、もう笑うしかないよね(笑)」
こう語る高原将さん(36歳・仮名)。彼の勤める企業に新卒入社した社員が、なんと半日で退職してしまったというのだ。
「4月1日は初日ですから、当たり前ですがいきなり仕事はさせません。会社の案内とか挨拶周りとか。僕は参加しなかったけど、部の中でランチを兼ねた歓迎会もしたらしい。ほんと、それだけで辞めちゃいました」
新入社員で入社したAくんは、都内の私大を卒業。入社前研修の際も、明るい表情をしていたという。だが、会社の空気が合わなかったのか、これからの社会人生活に不安を覚えてしまったのか…。
「その日の夕方、部のお偉いさんに『すみません。もう無理です…』と言いにきたそうで。言われた上司も始めは『ふざけてるのか?』と思ったようですが、顔面蒼白でマジ顔だったみたいです。理由を聞いても『いや、本当に…』とか『本当ごめんなさい…』しか言わなかったとか。
とりあえずそのまま帰して、明日様子を見ようとなったんですが、次の日は出社しませんでした。朝、電話で『辞めます』と言ってきたと聞きましたね。まあ、無理に仕事を続けることないけど、さすがに半日はねぇ。仕事なんにもしてないんだから!」
退職理由はもちろん不明だが、本人なりに思うことがあったのだろうと想像する。幸い、Aくんは都内の実家住まいとのこと。半日で退職するといった勇気ある決断は、経済的不安が無い点が関係しているのかもしれない。
「一括りにはしたくないけど、やっぱり現代の若者は…と思っちゃいます。他の子は続くといいけど…」
夕方、「もう無理です…」と告げる
退職理由は不明
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