アガる超ジャンク飯「ドリロコス」って何?“メキシコ発の屋台飯”の魅力を火付け役に聞いた
インパクト抜群だったり、簡単に作れたりする「SNS発のグルメ」が話題だ。じゃがりこ1個でできる「じゃがアリゴ」や、ゆで卵を薬味たっぷりの醤油だれに漬け込んだ「麻薬卵」。そんな中で最近、注目を集める「ドリロコス」をご存じだろうか?
――高山さんがドリロコスを知ったきっかけは?
高山洋平(以下、高山):去年の夏、とにかく仕事が暇で……。「やることないかなぁ」とか言ってたら、うちの従業員が「おもしろいのありますよ」とNetflixの番組「神業グルメ:メキシコ」を教えてくれた。その中でドリロコスが紹介されたんです。ちょうど、もう一人の従業員がメキシコ帰りで「あっ、これメキシコで食ったよ!」と。
観た瞬間、もう異常に食いたくなって。近くにある行きつけのメキシコ料理店で頼んで、即席で作ってもらったのが最初です。そのときはタコスミートやレタス、トマト、アボカド、チーズにサルサソースという典型的なメキシコ風でしたが、「これって何を入れてもウマいんじゃないの?」と、その後、自宅でいろいろ試してみたんですよね。
――どこにそんなに惹かれたんですか?
高山:ドリロコスって究極の「足し算」料理なんです。そもそもドリトス単体でおいしいじゃないですか。そこに自分の好きな、おいしい物をどんどん入れていく。おいしい物においしい物を入れていくんだから、まずくなりようがないですよ。ふだん料理しない人、子どもでもおいしく作れる。なんでもありで、すごく自由。そこにハマりましたね。
もともと僕、足し算が好きなんですよ。ただでさえウマいラーメン二郎にヤサイやニンニク、アブラ、カラメなどのウマいものを足し、さらにウマくなる感覚に近い。初めてNetflixで観たときに「ああ、俺たちだけじゃなかった……。世界には、俺たちみたいにどんどん足していく系のフードジャンキーがやっぱりいたんだ!」と感銘を受けましたね。
スナック菓子「ドリトス」の袋に直接、好みの食材やソースをブチ込み、混ぜて食べるという、一見ジャンクな料理だが、発祥地のメキシコでは屋台飯として広く親しまれている。日本でも昨年からネットでじわじわと話題になり、これから来そうだとマーケティング情報専門紙『日経MJ』にも取り上げられた。
その火付け役となったのが、型破りな企画制作会社、株式会社おくりバントの高山洋平会長だ。2022年8月にドリロコスについてツイートすると4万を超える「いいね」が寄せられ、一気に広まった(2023年4月末時点)。
その後、ドリロコスのフードデリバリー事業「名代グルメドリロコス」も手がけている。クセになるドリロコスの魅力について、高山会長に語ってもらった。メキシコで人気の屋台飯『#ドリロコス』が旨すぎて弊社では空前の大ブームで毎日作っています。とにかく好きな食材やソースを自由にドリトスの袋に直接ぶち込み、混ぜてフォークで食べる。ジャンクなアッパー飯好きは必ずハマるはず!食材もコンビニで揃うし、ホームパーティーやキャンプにも最高です pic.twitter.com/qeKaR9F3pZ
— (株)おくりバント会長 高山洋平 (@takayamayohei1) August 3, 2022
謎の料理「ドリロコス」とは一体なに?
ウマいものを足す究極の「足し算」料理
長年、医療や健康などのまじめな記事を書いていましたが、最近は「おじさん」や「おじさん予備軍」の男性がハッピーなおじさんライフを送るための情報をお伝えしたいと思っております。「DUB SQUAD」というテクノバンド、「TARO ACIDA」「DJチャラい先輩」などの名義でDJ活動もする浮ついたおじさんです
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