ポロシャツ姿が“だらしない人”には特徴が。清潔感が上がる「簡単な工夫」
もはや定番といえるビジネスシーンのポロシャツは、「合わせ方」や「選び方」次第で、だいぶ印象が変わるもの。
着こなし次第では、ビジネスマンというよりゴルファーっぽくなったり、リゾート感が出てしまうことも。そして、いちばん避けたいのは、清潔感がない、だらしない印象を見えること。
普段のワイシャツとは「生地感」や「カタチ」が異なるため、それなりの工夫が求められます。
そこで今回は、「洗練されたポロシャツの着こなし」について、『男の服選びがわかる本』(池田書店)の著者がポイントを解説します。
休日用のポロシャツをビジネスシーンで着用していたりしませんか? この場合、カジュアル過ぎてしまうと清潔感を損なってしまうので注意してください。
“ビズポロ”と一般のポロシャツの違いは、襟を見れば明らかになります。
ビジネス用途のものは、ワイシャツ同様、ボディーと襟の間に「台襟」と呼ばれるパーツが組み込まれています。このパーツによって、「首元が立体的に見える」のです。また同時に、ボタンダウンの襟型も多いはず。
これらの工夫によって、「鹿の子編み」と呼ばれるポロシャツの柔らかな生地であっても清潔感を維持しやすくなっています。
一方、カジュアルのポロシャツは、ボディーに襟が直接くっついているため、襟先が崩れやすい難点が。
さて、ビジネス用途のポロシャツを選んだとしても、パンツ次第ではオフィスの雰囲気にドレス感が耐えられません。
ポロシャツで許される会社ならば、チノパンも許容されているでしょう。でも実は、チノパンにポロシャツを合わせてしまうと、“カジュアル過ぎ”な印象を与えてしまいます。
もちろん、休日の着こなしやショップのユニフォームであれば、むしろ親しみやすく好感を持たれます。ところが、オフィスではこの条件が当てはまりません。というのも、空間によって「馴染む服装」が変わるものだから。
オフィスのような無機質で生活感のない場所には、チノパンにポロシャツのようなカジュアル過ぎる恰好では馴染みづらいのです。
会社には「ビジネス用途のポロシャツ」を着て行こう
チノパン×ポロシャツはカジュアルすぎ?
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“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。
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