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広末涼子、かつて思春期の男子を骨抜きにした“魔性の魅力”。今こそ『MajiでKoiする5秒前』セルフカバーのタイミング?

鳥羽周作シェフと“ダブル不倫”報道

 鳥羽周作シェフとの“ダブル不倫”報道で世間を騒がせている広末涼子。報道を受け、キリンビールは6月8日に「本麒麟」のCM動画を公式サイトから削除。鳥羽シェフも、6月11日に予定されていた書籍の出版イベントが中止になり、NHK『きょうの料理』への出演も困難な状況に追い込まれたと伝えられています。  最近では朝ドラ『らんまん』での母・ひさ役など、俳優としての活躍が目立つ広末ですが、90年代には数々のヒットを飛ばしたアイドル歌手でした。品川女子学院高校から早稲田大学入学までの学生時代は社会現象にもなりました。“鳥羽シェフの気持ちはよくわかる”というアラフォーも多いのでは?   というわけで、ここからは衝撃的なデビューの勢いのままヒットチャートを賑わせた“歌手、広末涼子”を再考したいと思います。

’90年代、思春期の男子を骨抜きにした広末

 広末伝説はCMからスタートしました。ニキビ薬「クレアラシル」の後に出演した、NTTドコモの「ポケベルはじめる」。これが思春期の男子を骨抜きにしたのです。ボーイッシュなショートカットに白い肌。ワイシャツにスカート、スニーカーという清潔感が、コギャルブームのカウンターとして見事にヒットしたわけですね。  つづけて発売した写真集『H』と『R』もベストセラーを記録し、一躍スターダムへとのし上がっていきました。
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「MajiでKoiする5秒前」の計算された“ダサさ”
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音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。Twitter: @TakayukiIshigu4

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