広末涼子、かつて思春期の男子を骨抜きにした“魔性の魅力”。今こそ『MajiでKoiする5秒前』セルフカバーのタイミング?
「芸能活動に対する葛藤」が音楽にも?
つづく「ジーンズ」(1998年10月7日リリース オリコン最高4位)は「What Is Life」(ジョージ・ハリスン)を思わせる伸びやかな曲調ながら、その余裕がかえってパンチ力を失わせてしまった。朝本浩文(UAやCHARAなどのプロデューサー。2016年没)による洗練されたサウンドに合わせた面もあったのかもしれません。
ともあれ、どの曲からも清潔なイメージに押し込まれたゆえに消化不良のエネルギーが伝わってきます。一時は引退も考えたというほどの芸能活動に対する葛藤は、いま思うと最初から音楽にあらわれていたのではないか。 「MajiでKoiする5秒前」から「ジーンズ」までのわずか5曲を、広末涼子は荒々しく駆け抜けていったのです。
今こそ「MajiでKoiする5秒前」セルフカバーのタイミングかも
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ