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「乳首が浮く可能性」をゼロに。簡単にできる“Tシャツ一枚コーデ”攻略法

“Tシャツ一枚コーデ”は手抜きに見えがちですが、35度を超える猛暑日に「サマーアウターを羽織る着こなし」も、現実的ではありませんよね。 Tシャツの代わりに、襟がついたポロシャツを選ぶ方も多いかと思いますが、年齢や体形によっては、ゴルフウエアや仕事のユニフォーム姿に見えてしまいます……。つまり、誰にでも似合う訳ではありません。 むしろ、Tシャツを一枚でビシっと着こなすほうが、工夫次第で清潔感ある大人カジュアルになっちゃうんです。今回は、「“Tシャツ一枚コーデ”攻略法」を、『男の服選びがわかる本』(池田書店)の著者がポイントを解説します。
ニットTシャツ

気持ちオーバーサイズの地厚なニットTシャツならば、ホワイト系でも乳首透けの心配はない

下着っぽく見えないTシャツを選ぶコツ

Tシャツ一枚コーデを「下着っぽく見せない工夫」として、真っ先に思いつく「プリントT」という選択。たしかにロゴやフォトプリントがあることで、下着っぽい印象は避けられますが、選んだデザインによっては「センスが問われる」ことも事実です。 おすすめは、シンプルなフォントの「レタードT」です。たとえば、ブロック体やゴシック体などのシンプルなフォントで4文字程度のアルファベットならば、どんなデザインであっても違和感ないはず。 もちろん単純にファッションを楽しむという場合は、どんなデザインであっても、自分が着用したいものを選びましょう。目的によって方向性は変わるのです。

「生地感」に着目して一歩前に

無地Tシャツといっても、首型やポケットの有無でだいぶ印象も変わります。最近ではサマージャケットのインナーとして活躍するTシャツなど、無地Tシャツの種類は増え続けています。 なかでも夏の定番トップスとして、ここ数年定着してきた「ニットTシャツ」は、一枚でも大人っぽく見えるのでおすすめです。ニット編みの生地感のお陰で、ショートパンツに合わせても大人っぽく見える優れもの。 ただし、生地感の厚み次第では、だらしない印象になってしまいます。これは、ニット編み特有の柔らかな生地感が相まって、体のラインが出やすいことが関係しています。
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ぴったりサイズだと、乳首が浮く可能性が…
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“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。

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