お笑い芸人の井上ポイントです。小さい頃から節約にはまり、最近はポイ活を駆使して生活をしています。2018年～2019年で100万円相当のポイントを貯めました。ゲーム感覚でポイ活を楽しみながら、毎年40万～50万円分のポイントを貯めています。 　世の中物価高で節約志向が高まっています。しかし、節約というと「ちまちましている」「ケチくさい」というマイナスのイメージがあり、節約とは無縁の生活をしているという人もいるかもしれません。そこで今回は僕が考える「節約」についてお話をしていきます。 　僕は小学校1年生のときに母親を亡くし、父子家庭で育ってきました。中学3年生のときに引っ越しをして、その際に母親の料理本を発見し、そこから自分で料理を作るようになったのです。 　そして、僕と弟の食費として毎月父親から3万円をもらっていました。朝チラシを見て安い食材を見つけ、学校帰りに買い物をしてやりくりをしていたのです。毎月3万円の予算内でいかに安く済ませるかを楽しんでおり、それが節約の目覚めでした。 　そこから25年間、毎日節約をして生活をしています。しかし、ひもじい生活はしていません。毎週休みの日には家族で出かけたり、外食もしたり、よく旅行もしています。 　まず僕が心がけているのは我慢をしないということ。「それじゃ節約にならないだろ！」と思われるかもしれませんが、僕は我慢をする節約はしないと決めているのです。 　我慢をするとストレスが溜まり、心が貧しくなることもあるでしょう。心の影響だけでなく、節約のために食べ物を我慢すると健康を害する危険性が高まります。その結果病気になり、医療費がかかり結果的にお金がかかってしまうかもしれません。結局は健康が一番の節約なのです。 　ただし、散財するわけではなく、自分が無駄だと思うことには一切お金を使いません。自分にとって有益なことにお金を惜しみなく使います。ケチというわけでもなく、無駄を排除しているだけなのです。たまに芸人と飲みに行ったりしますが、そのときに僕が一番の先輩だったら全額出したりもします。 　無駄だと思うことは人それぞれだと思うので、人と飲みに行くことが無駄だと思う人もいることでしょう。だとしたら飲み代にお金をかけず、そのほかの自分の好きなことにお金を使えばいいのです。