更新日:2024年03月13日 15:28
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月28万円3人家族のギリギリな生活。ディズニーは無理、外食は日高屋が限界――大反響・苦しい生活トップ3

物価高による食料品や日用品の値上げが止まらず、生活は苦しくなる一方。しかし、お金の苦しさは今に始まったことではない。そこで家計に関する記事の中から反響の大きかったトップ3を発表。ギリギリの生活をする人たちを取材した第1位はこちら!(集計期間は2019年1月~2022年12月まで。初公開日2021年1月17日 記事は取材時の状況)  *  *  * 下がり続ける可処分所得、不安定な雇用形態……国が「中流」と銘打っていたものが、新型コロナウイルスで明確に崩壊した。仕事も辞められず、転職もできず、パートナーにも頼れず、生活レベルを下げざるを得なくなった新階層”プア中流”。今回は月給手取り40万円から28万円へと“年収3割減”になった首都圏で子育て中の男性、妻と娘の3人家族をモデルケースにプア中流家庭の限界値を探る! プア中流

プア中流の限界値!①住居費

家賃7万円、「青梅駅」から徒歩20分の低層団地 「最も見直すべきは住居費。月の支払いの目安は手取りの25%程度。給与3割減ともなれば家賃の安い郊外への引っ越しや住宅ローンを返済額圧縮型に変更するなどの見直しは必須。ボーナス払いをしている人も危険です。」(ファイナンシャル・プランナー・黒田尚子氏) 「青梅駅」から徒歩20分の低層団地 家賃7万円、家族3人が住む2LDK程度の広さの物件を都内で調べたところ、青梅市など23区外で駅徒歩20分以上、築年数15年以上のものという結果になった。 「自宅を売却して運良くローン相殺でき、再度マイホームを検討するならば、郊外の低層住宅が無難です。1000万円台で買える築40年の郊外リノベーション物件もあるので、ぜひ視野に入れてみるべきですね」(同)

プア中流の限界値!②外食

客単価700円の「日高屋」の定食  節約といえば真っ先に思いつくのが食費だが、「切り詰めすぎると健康にも悪影響。手取りの15%を食費に回すのは死守したいところ。単価の高いコンビニは避け、スーパーやネットでのまとめ買いが必須です。また実質2000円で肉や野菜を購入できるふるさと納税はフル活用することになります」(黒田氏)とのこと。  そんななか外食もたまにはしたいところ。それでも月1回2000円が限界だ。 「3人家族なら1人あたり700円、フードコートや激安チェーンしか選択肢はない」(ファイナンシャル・プランナー・招来にゃんこ氏)  外食チェーン店の平均単価から試算すると、同じ中華でも一家そろっての外食なら、「餃子の王将」は難しく、「日高屋」ならギリギリまかなえる結果に。なんともシビアな現実だ。
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