ゴルフ女子に“嫌われる行動”ランキング。2位は「お酒を大量に持ち込んでくる人」
コロナ禍から徐々に高まってきたゴルフブーム。最近では、女性のプレイヤーも増えており、Instagramで「#ゴルフ女子」と検索すれば、およそ350万件の投稿が表示されるほど。
だが、それだけプレイヤーが増えれば初心者と中・上級者が一緒にラウンドをまわることも増えるはず。となると、互いに好かれる行動が求められるのは言うまでもないだろう。では、ゴルフ場で好かれる行動、嫌われる行動とは一体なんなのか。
インドアゴルフスクールのステップゴルフで総括店長を務める佐々江美子氏は、ゴルフ歴25年で、過去600以上のラウンド経験を持っている。そしてこれまで、17,000人を指導した経験を持つ、いわば百戦錬磨の佐々氏に「一緒にラウンドを回りたくなる人の特徴」を教えてもらった。
まず、初心者ゴルファーが「中・上級者から嫌われない行動」を掘り下げていきたい。
「初心者の方はどうしてもプレーが遅くなりがちですが、ティーショットのときはカートでじっと待たず、クラブを持って準備をしておく、素振りは1回で、アドレスから5秒以内に打つといったスピード感を意識すれば嫌われませんよ」(佐々氏、以下同じ)
また、2打目以降の振る舞いもスピードを意識すれば嫌われないという。
「カートから降りたらクラブを3本ほど持つ、打ったらカートを前進させ、斜め前に進むなど、常に前に、前に、という意識でプレイを進めれば『この人は気が使えているな』と思ってもらえます」
この“プレイファースト”は、当たり前すぎる話かもしれない。だが、初心者だと素振りの回数やコース読みの時間が増える。意識して行動する必要があるだろう。
ただ、「スピードが大事」と言っても、初心者はOBや1ペナゾーンなど横にボールが飛んでしまうもの。ボールを探しに他のプレイヤーを巻き込んでしまいがちだ。そんなときはどう振る舞うのがスマートだろうか?
「過去600以上のラウンドを経験して実感していますが、上級者はボールの行方がわかることが多いんですよね。なので、一緒にまわっている上級者にちゃんとショットを見てもらうことが重要です。それから暫定球を打っておくこと。また、3分ほどボールを探して見つからなければ潔く『ロストです!』と言えばOKです。
初心者の方はどうしても知識が不足してしまうものですけど、最低限のルールやマナーを知っているだけで好かれるでしょう。また、カートの中ではわからないゴルフ用語は質問したり、好きなプロゴルファーの話題を振れば盛り上がります。『岩井姉妹、どっち派ですか?』といったように、スコアはまだまだでも、『気も使えるし、ゴルフの話も盛り上がって楽しいな』と思われれば、またラウンドの声がかかるはずです」
初心者が嫌われないコツは“スピード感”
カートの中でも“モテる行動”がある
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