半年でスピード退職した新入社員。社員10人を退職させた“トンデモ行動”がヤバすぎた
普通では考えられないようなことが目の前で起こる確率は決して高くないはずです。でも、そのような予期せぬ出来事がまれに起こるのも世の常。今回は、とある会社の新入社員が起こした、常識はずれの行動に関するエピソードです。
「僕もこの会社に長く勤めてきましたけど、今までにないタイプの吉田くん(仮名・23歳)という新人が入ってきたんです。というのも、ウチの会社はどちらかというと地味な社員が多くて、静かに淡々と作業を進める職場でして……。でも、彼の存在で社内の雰囲気がガラッと変わったんです。本当にびっくりしました」
長崎さんがひときわ注目していたという吉田くん。誰よりも明るくて社交的で、さらにはユーモアのセンスもあり、職場ではもっぱら注目の的だったそう。
「実は、私も今年の新人の役員面接に立ち会ったんですが、今思えばその時から何か他の学生とは違うキラキラとしたオーラを感じたのを覚えています。面接の受け答えもしっかりしていましたし、聞くところによるとご実家も由緒のあるお家柄らしいんですよ。彼にはそのころから期待していましたね」
吉田くんは、持ち前のコミュニケーション能力で他の社員ともすぐに仲良くなり、今まで大人しかった社員も見違えるように明るくなったといいます。
「入社早々から彼主催の飲み会を開催していたんですよ。まあメインは同僚との交流だと思うんですけど、僕ら上司にもそのお誘いは来ていて。ま、ここまで積極的な新人も今までいなかったので、もはや変わり者だなあと思いつつも、彼の行動力には感心させられましたね」
吉田くんは飲み会の場では、水を得た魚のごとくみんなをリードしてその場を盛り上げていたそうです。
「すごい話上手なんですよね。ウチの社員のあんなにたくさんの笑顔を見たことがなかったです。みんな楽しそうで、気がつけば全員とLINE交換していたと思います。つくづくスゴイ新人だなと、改めて感じました」
話を聞いたのは、総菜製造会社で総務部長を務める長崎さん(仮名・42歳)です。
今までにないキャラの新人が入社
職場の飲み会で咲いた笑顔の花
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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