「夏よりも濃いニオイ成分」が分泌…“冬だからこそ”気を付けたい汗のニオイ対策とは
汗をかくと当然「ニオイ」が気になる。ただ、秋から冬へと移るにつれ、ニオイに対する意識が薄れてしまう人も多いのでは?
だが、寒い季節にも、実はニオイの原因が多く存在していることをご存じだろうか。夏のように汗がダラダラと流れないので、気づけないポイントも多く、知らないうちに周りの人を不快にさせているなんてことは絶対に避けたい。
一体どのように予防すれば良いのか。
そこで今回、制汗デオドラント市場において、6年連続売り上げNO.1商品の実績を持つ「デオナチュレ」を開発・販売する、株式会社シービック(以下、シービック)U&Iマーケティング本部のメッツィング・フランチスカさんに、汗の仕組みと冬にこそ必要なニオイ対策・予防方法を聞いた。
そもそもの話ではあるが、なぜ汗は臭くなるのか。また、ひと言で汗をかくと言っても、運動後にかく汗もあれば、緊張・ストレスを感じた際にかく冷や汗などさまざまだ。そこで、汗の種類とメカニズムについて聞いた。
「実は、汗自体は無臭なんです。しかし、汗が肌の細菌と結びつくと、不快なニオイが発生してしまいます。また、汗は主に2種類に分類されていて、1つは体を動かしたときや体温を整える際に全身から出る汗。もう1つは、商談やプレゼンなど、緊張感やプレッシャー、ストレスを感じた時に『ワキ・手・足』から出る、ベタッとした汗です」(メッツィング・フランチスカさん、以下同じ)
加えて、ワキ・手・足には汗腺が集まっているため、特に汗が出やすくなっている。そこに緊張やストレスが重なると、汗腺のろ過機能が正常に働いていない段階で汗が出てしまうため、強いニオイになるようだ。
そんな汗が気になる季節といえば、前述の通り、夏を思い浮かべる人が多いかもしれない。秋や冬になると汗をかく機会が減少することから、ニオイに対する意識が薄れがちになるが、その油断が大きな落とし穴となっているそうだ。
「夏の汗はダラダラと流れるので不快ではありますが、体温調整のためにかく汗なので、強烈なニオイが出にくいんです。対して冬は、スーツやコートなど頻繁に洗えない服を着る機会が増えます。暖房のついたオフィスや満員電車で、コートやジャケットが脱げない環境も多く、じんわりと汗をかきます。そしてその汗のニオイ成分は、なんと夏よりも濃いんです。その濃さは、2倍近く差があるとも一説には言われています」
2種類ある汗。臭くなるのは…
夏よりも濃い、冬の汗のニオイ成分
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1992年8月生まれ。三重県出身。県内の大学を卒業後、証券会社に入社し、営業・ファイナンシャルプランナーとして従事。現在はフリーライターの傍ら、YouTubeにてゲーム系のチャンネルを複数運営。また、Web記事専門の編集プロダクション・合同会社にげば企画を運営。特技は音楽、趣味はゲーム全般と散歩
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