「地元の新年会は地獄だった」“バツイチ”女性の謎マウントに未婚者はウンザリ
年明け早々めでたくないニュースが続いているが、テレビを眺めながら、さらに憂鬱な気分に浸っている女性がいた。木村えりなさん(36歳・仮名)は、「お正月は地元で散々な目にあいました。“地獄”でしたね……」と話す。いったい、何があったのか?
彼女は東京でデザイナーの仕事をしている独身貴族だ。
「30代も半ばですが、結婚についてはとくに考えていなくて。ただ、東京では周りも独身が多いし、気にしていなかったんですが……」
口では“気にしていない” と言いつつも、地元の集まりは既婚者ばかりで「行きにくいです」と苦笑する。
「結局、旦那自慢や子供自慢になるから話が合わなくて(苦笑)。それで、毎年お正月に帰省しても同窓会を兼ねた新年会には行かなかったんです」
だが、毎年断っていたはずの新年会に今年は参加してきた。どういった心境の変化なんだろうか。
「もう36歳だからか、最近は離婚している子が多くなってきたんです。そうなれば独身でも肩身が狭い思いをすることもないだろうなぁって」
新年会のメンバーは、既婚者が2人、離婚者が3人、独身彼氏ナシのえりなさんを合わせて合計6人。居酒屋でこじんまりと行われた。
「コロナもあったし、本当に久々でした。だから楽しみにしていたんです。でも……」
当初は近況報告などで、なごやかだったが、「っていうか、慰謝料いくらだった?」というバツイチA子が発した一言をきっかけに変な空気に変わったとか。
「お酒がまわったのか、急に他のバツイチの子に慰謝料を聞き出したんです。でも、普通はそんなこと友人同士でもいわないじゃないですか。なのに、ものすごくしつこく聞いていて、2人の子供がいるシンママB子は『早く別れたかったからもらってない』と答えたんです」
すると、A子さんは大声で「慰謝料も養育費もナシって、ありえないんだけど!」と騒ぎ出した。
「B子の旦那が働く会社と役職を聞き、推定年収から、慰謝料や養育費として元旦那に出してもらえるはずの金額を割り出して。さすがにみんなドン引きでした」
B子さんは「実家暮らしだし、自分も働いているから問題ない」と答えたそうだが、それでも終始「もったいない」と言い続けていたようだ。
地元の新年会は地獄だった!
慰謝料と養育費の金額をめぐって…
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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