こんにちは。結婚相談所「マリーミー」で代表を務める植草美幸です。設立14年、累計約1000組のカップルを成婚に導いてきました。 　2022年に放映された、『ザ・ノンフィクション』（フジテレビ系）での特集をご覧になられた方もいらっしゃるでしょうか。番組の内容は、婚活苦戦中のとある女性会員の方を中心に密着したもので、大変な反響をいただきました。 　しかし、婚活に迷うことに、男女の別はもちろんありません。本連載では男性向けの恋愛や婚活のノウハウを、婚活最前線の現場からご紹介いたします。 　もしあなたがモテたいと思うなら、結婚したいのならば。実績に裏打ちされた自信がありますから、覚悟してついてきてくださいね。 　時が経つのは早いもので、1月も半ばに差し掛かりました。1年でもっとも寒い時期といわれる大寒も目の前。今回はそんな時候のデートで求められる、非常に大切な気配りについてお届けします。 　さて、デートで言われてしまったら“失恋”必至の一言があるのですが、皆さんはわかるでしょうか？　正解は「寒い！」です。 　もちろんアフターケア次第ではあります。しかし、女性の「寒い」シグナルを放置・スルーしてしまったら、「次はない」くらいに思ってほしいほどの大変な“やらかし”です。とにかく相手を寒がらせない、これだけでもデートの印象は相当アップします。 　寒さを避けるためには、具体的にどのように動けばよいのか。シミュレーションとして、すべての選択がしくじっているデートプランを考えてみます。 　駅前のロータリーで待ち合わせ、徒歩10分をかけサプライズで動物園へ。オープンエアーの園内カフェでお茶をして、帰りがけには繁華街を小一時間散歩。途中、どうにか見つけた飲食店へ寄り、解散——。 　たった半日ほどの間に、6点もの残念ポイントが発生しています。すべてに赤を入れられない方は、過去に“やらかし”てしまっている可能性が高そうです。もちろん、厳寒の季節だから（真夏も近しいところがあります）NGなコースである、という点がポイントとなります。 　では、先ほどのデートプランにメスを入れながら、「モテる」気配りをご紹介していきましょう。