「ホリエのWiFi」4000円で“実質使い放題”はお得なのか?「楽天モバイル」と比較してみた
堀江貴文氏による格安SIMブランド「HORIE MOBILE」のWi-Fiルータープランとして2023年10月にサービスが開始された「ホリエのWiFi」。4000円強の月額料金で「実質使い放題」をうたっているが、はたして利用するメリットはあるのだろうか?
「ホリエのWiFi」は、月額4180円(税込・以下同)で月300GBのデータ通信が利用可能。1日あたりの上限も10GBと余裕がある。YouTube動画を1時間視聴した場合の通信量が1GB程度、Zoom会議の場合は1時間あたり0.6〜1GB程度なので、かなりヘビーな使い方をしても充分な容量といえるだろう。
ただし、通信プランのみを契約することはできず、2万1120円のモバイルルーター本体を契約時に購入する必要がある。毎月800円の割引が適用され、24か月で「実質無料」になることがうたわれているものの、その前に解約するときは、残りの端末代金は当然自己負担ということになる。短期間で解約する可能性がある場合には注意が必要だ。
回線は、docomo、au、SoftBankの3キャリアから最適な回線が自動で選択される「クラウドSIM」が採用されている。なお、クラウドSIMに共通していえることだが、接続先をユーザー側で自由に回線を選ぶことはできない。
また、公式サイトでは「海外でもそのまま使える」ことを強調しているが、あくまでも設定の切り替え不要で利用できるという意味であり、通信には国ごとに定められた料金が別途必要になる。1GBあたりの料金は、アメリカ本土やイタリア、フランス、イギリスなどの場合で900円となっている。
約2万円のルーター購入は必須
回線は選択不可、海外利用は別料金
1
2
スマホやPC、ガジェットといったデジタルアイテムや、ビジネスに役立つアプリ、日用品などに関する記事を執筆
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ