更新日:2024年03月12日 17:23
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「あそこが自宅なんだね」有名芸人の住所を“言いふらしそうな”タクシードライバーに注意した結果…

都内では多くのタクシー事業者が営業を行い、無数のドライバーが24時間体制で客を目的地に運んでいます。数万台にも及ぶ法人・個人のタクシーが運行しているわけですが、なかにはマナーの悪いドライバーの姿も……。某民放テレビ局でディレクターを務める田中愉さん(仮名・29歳)は、ルール無用のタクシードライバーに嫌な思いをさせられたことがある一人。
タクシードライバー

画像はイメージです

一ヶ月で30回以上はタクシーに乗車

田中さんは新卒でテレビ局に入社し、長くバラエティ番組を担当。仕事の関係上、タクシーを利用することが多いそうです。 「最近では深夜に帰宅する際、経費で落ちないことも多いのですが、会社に泊まるのも嫌なので仕方なくタクシーで家に帰ります。昼とあわせて一ヶ月で30回以上はタクシーに乗っていますね」 常日頃からタクシーを利用しているからこそ、ときにはハズレのドライバーに当たることもあるそうです。 「自分の家が、深夜料金でも会社から1500円ほどで着く距離にあるんです。ドライバーによっては、深夜の送迎は長距離で稼げる時間帯だと思っているらしく、明らかに不機嫌になったり法定速度をオーバーして、荒い運転をする場合も……。そういった不良ドライバーが多い会社は特定して二度と呼ばないようにしています。反対にお気に入りの個人タクシーのドライバーさんは連絡先を聞いていて、時間が合うときには直接お願いしますね」

打ち上げ後に有名芸人と相乗りすることに

日々“ドライバーガチャ”を引き続けているわけですが、特に印象に残っているドライバーがいるといいます。もちろん悪い意味で……。 「番組の打ち上げをした際に、盛り上がりすぎて終電が無くなり、大量にタクシーを呼ばなくてはいけない事があったんです。タレントさんとスタッフで20人ほどいたのですが、週末だったから、外で流しのタクシーを拾うのも大変な状況。なかなか台数が集まらなかったので、家が近い人同士で相乗りして帰ることに。自分は、ずっと番組を担当している仲の良いお笑い芸人さんとの相乗りでした」 田中さんが一緒に帰ったのは、テレビ出演も多くそれなりに有名な中堅芸人。アプリで呼んだタクシーに同乗したそうですが、名が知れていることが不快な出来事に繋がってしまいます。
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有名人と認識し、突然饒舌に…
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

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