リトル清原が語る、清原和博氏との知られざる絆。逮捕直後の取材依頼は「全部断った」
自身のスキャンダルによって姿を消した有名人は、自業自得の側面があるからこそ、しっかり禊を済ますべきだと思う。しかし一方で同情してしまうのがものまね芸人だ。あえて名前は挙げないが、本人とセットで表舞台から退場したケースは枚挙にいとまがない。
まさに「本人の逮捕」という憂き目に見舞われた経験を持つのが、清原和博氏のものまねで知られる「リトル清原」氏だ。当時の状況や、清原氏に対する思いの丈を本人に語ってもらった。
――まず、初対面の時のことを教えてください。
リトル清原(以下、リトル):清原さんが毎年出演していたスポーツバラエティの特番ですね。ネタを見て大爆笑してくれました。
――清原氏唯一の“公認ものまね芸人”とのことですが、公認をもらったのはいつですか?
リトル:初対面から約1週間後、また別の番組で共演させてもらったんですが、清原さんのほうから「俺の公認です」と言ってくれて。
――ご自身から公認をもらいに行ったのではなく、清原さんの計らいだったんですね。
リトル:おこがましくて、僕からは絶対言えませんよ。
――その後、関係性に変化はありましたか?
リトル:初対面から20年くらい経った今でも、緊張して挨拶くらいしかできませんね。
――それでも、結婚されるタイミングで「婚姻届の証人」を清原さんに署名してもらったんですよね。
リトル:共通の知人を通じてお願いしました。後にも先にも、僕から清原さんに連絡をしたのはこの時だけです。
――直接連絡先を知っているわけではないと聞きましたが、本当ですか?
リトル:知りませんし、知ろうともしていません。なので、証人の件は知人を通じてのお願いでしたが、かなり勇気がいりました。
2回目の共演で“公認”をもらう
連絡先を知っているわけではない
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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