花見のトイレ問題、100人以上の行列に「もう無理」。“草むらでする人”続出で地獄絵図に
桜が満開だった週末の花見客はすさまじい数だった。
「花見で大失敗しました」と笑いながら話してくれたのは、第一子を妊娠中の新谷薫さん(27歳・仮名)だ。「私より失敗した子はいないと思います」という。
「もうコロナ前の話なんで、かなり前のことなんですが、夕方から代々木公園でお花見で、お酒を飲んでドンチャン騒ぎ。男女3人ずつの6人で一緒にいきました」
公園で散々飲み、寒くなったところで移動することに。新宿は人混みがすごそうということで、恵比寿に移動することにした。この時、薫さんに異変が起きた。
「原宿駅でトイレに行ったんですが、すごい人で山手線を何本か乗り過ごしていたら、またものすごい尿意がやってきたんですよ」
筆者も大酒飲みだが、酒を飲んだ時は本当にトイレが近くなるので、妙に気持ちがわかる。
「ですよね? だから、みんなに『もっかいトイレ行くわ!』っていったんですが、もう酔ってるから『2駅ぐらい我慢しなよ!』『ほら乗るよ!』とグイグイ私を電車に乗せました」
最後まで抵抗したそうだが、無理やり乗せられた電車のドアが無慈悲に閉まる。すでに薫さんの膀胱は破裂寸前。
「なんとか我慢しようと思ったんですが……もう限界を超えていました」
無事に降りることはできたのだろうか?
「いやぁ! トイレまで行くのは無理だと諦めて漏らしたんですよ!(笑)
渋谷駅で降りてダッシュしたら、勢いよく漏れちゃいそうだったんで、調節して少しだけ漏らしたんです。私、その日はケミカルウォッシュ系のジーパンを履いていたし、まぁ、少しならバレないと思って」
とんでもない話だが、漏れたことはみんなにバレぬまま、恵比寿に到着。友人の1人が「大丈夫? トイレいきな!」と心配してくれたようだ。
「ちょい出ししたおかげで、尿意も引っ込みまして。もうそんなに行かなくても平気になったんですが、一応、行きました」
とりあえずトイレに並び、全て出し切った薫さんは、ことの顛末を女性陣には伝えたというからすごい。
「仲良い子だし良いかな〜って笑いながら話したら、みんなドン引きしてましたね! 女性陣は私に近寄りませんでしたけど、男性陣には全然バレなかったです。そのうちの一人と結婚できたんで結果オーライです!」
グラドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)も生後8か月の息子氏と友人と花見に出かけたが、時間によってはベビーカーをたたまなければ動けないほどの混雑っぷり。とはいえ、満開の桜を見ながら飲む酒は格別で、日々の疲れが吹き飛んだ。
そんななかで、心配だったことがある。「トイレ」問題である。今回は、友人がいてくれたから大丈夫だったが、息子氏と2人きりだったら絶対に無理だったと思う。実際、花見のトイレで失敗してしまった経験がある人は少なくないはずだ。
膀胱は破裂寸前
「無理だと諦めて漏らした」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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