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桜蔭→慶応→公務員…“異色経歴”の人気セクシー女優がAV新法改正に思うこと「今は純粋に悲しい」

 2015年9月にアダルトビデオメーカー・HMJMの専属セクシー女優としてデビューした八ッ橋さい子さん(31歳)。事務所に所属せずフリーで活動する彼女は、慶應義塾大学卒の才女であり、地方公務員として働いていたこともあり、さらに片付けられない女でもあるという異色の肩書きを持つ女優だ。
八ッ橋さい子

フリーセクシー女優の八ッ橋さい子さん

 4か月後にはデビュー9年目を迎える今、改めて過去の経歴を振り返ってもらう一方、新法に揺れる現在のAV業界について語ってもらった。

「ぜんぜん優等生じゃないんですよ」

――桜蔭中学校・高等学校から慶応義塾大学に進学し、卒業後は公務員に。経歴を見ると完全なる才女ですよね。 八ッ橋さい子(以下、八ッ橋):それ、よく言われますけど実際は2回も留年しているので、ぜんぜん優等生じゃないんですよ。もともと勉強も好きではないですし、公務員もなんとなくというか、仕方なく選んだ進路なので(笑)。 ――特に就きたい仕事というわけではなかった? 八ッ橋:就職活動のやり方がよくわからなくて、気が付いたら採用がどこも終わっていたんです。公務員の仕事自体はやりがいもそれなりにあったのですが、最初から長く続けるつもりはありませんでした。

AVデビューは「ある映像作品」の衝撃で

――AVの世界にはその頃から興味を抱いていたのでしょうか。 八ッ橋:見たことはあったけれど、よくわからないものという印象でしたね。でも『劇場版テレクラキャノンボール2013』を見た時にものすごく衝撃を受けて、関連イベントにも足を運ぶようになったんです。そういった縁が重なって、結果的にカンパニー松尾監督のところでデビューさせてもらうことになりました。 ――なぜAVデビューの道を選んだのですか? 八ッ橋:見たこともない世界に飛び込んでみたかったんですよ。それに、ぶっちゃけ自分のスタイルには自信がありました。彼氏だけにしか見せないのはもったいないと思っていたんです(笑)だから、デビューするにあたって抵抗感は全然なかったですね。ただ、葛藤はありました。親に反対されるであろう仕事だとは理解していたので。それでも、自分の中ではAVに出ることはハッキリと決まっていたんです。
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適正AV、AV新法にフリーの立場から思うこと
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