夫のうつ病を回避した元心理カウンセラー嫁
結婚は、人生一度きりにしておきたいもの。大恋愛ののち一大決心をしてゴールインしたにもかかわらず、結婚後に「しくじった」と感じる人はとても多い。なぜ嫁になった途端にハズレてしまうのか? 30代サラリーマンでハズレ嫁をもらってしまった嘆きを聞け!
◆アタリ編
一方、見事アタリ嫁をもらったハッピーな人たちを紹介! 実は初めから期待していたアタリではなく、旦那が想定していなかった意外なところでアタリを発揮している嫁ばかりだったのだ!
【職業】夫のうつ病を回避した元心理カウンセラー嫁
空田達也さん(仮名)・34歳・会社員
今や珍しくないうつ病。予備軍を含めれば相当な数だ。空田さんは嫁が持っていた”スキル”のおかげで、うつを悪化させずに済んだという。
「今から2年前、ちょうど結婚から1年たった頃なんですが仕事や人間関係で悩んでいて、うつ状態になりました。もちろん嫁には心配かけまいと言うつもりはなかったんですが、気がつくと自分から自然に悩みを打ち明けていたんです」
実は、嫁は元心理カウンセラー。夫の異変をいち早く察知し、夫婦のコミュニケーションを装いつつカウンセリングを行ったのだ。
「嫁が福祉関係の仕事をしていたのは聞いていて、カウンセラーだったことは後で知りました。ビックリしたけど、嫁と話すうちにスッキリして悩みもなくなったんです。それ以来、その日あったことを何でも話すようにしています」
ただし、それは嫁に隠し事ができないことを意味するのでは?
「普段の生活の中でメンタルヘルスのケアをしてくれる嫁には感謝していますが、嘘がつけないっていうのも逆にキツイんですよ。おかげで風俗にこっそり通っていたのもバレちゃいましたしね」
敏腕な嫁である。
イラスト/坂本千明
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