IT大国・韓国では「アプリの出会い」はどうなっている?
◆韓国人も地団駄!? 本国の出会い系は斜陽化するばかり……
LINEやカカオトークなどの韓国産アプリが、日本では売春など、本来の目的とは違うところでも使用されている。このことに対し、本場・韓国の人はどう受け止めているのか? かつて韓国で出会い系サイトを運営していた経歴を持つ、イ・ヨンナム氏が話す。
「会員数が3000万人を突破したカカオトークは、スマホ所有者のほぼ全員が登録していると言っていい必須アプリ。でも、出会い目的で使っている人はいないですね。LINEも然りです」
氏によると、出会い目的の無料チャットもあるにはあるが、素人を装ったサクラが跋扈し、完全に廃れているという。また、韓国では未成年の売買春に対する規制が厳しいため、「中高生による売春が事件化することは稀だ」と話す。
「出会い系って、連絡先を交換してから写真を送るのが普通ですよね。ところが韓国は写真の修整技術が進んでいるから、信用できないんです(苦笑)。それに何度もメールでやり取りするのって、めんどくさくないじゃないですか。韓国人はせっかちだから、それだったらナイトクラブ(韓国版お見合い喫茶)に行きますよ」
最近、不倫相手の日本人OLにフラれたというイ氏。「『韓国はIT大国』っていうけど、素人の出会い系に関しては日本が先進国ですよ」と、羨ましがっていた。
― スマホの[出会えるアプリ]が(驚)進化中【3】 ―
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