非モテ男子は「オタク系女子」を狙うべき!?
男が付き合いたいタイプといえば、CanCam系のゆるふわ女子や、女子アナ系の王道女子。しかし、当然のことながら、大してスペックも高くない30代男なんぞに彼女らが簡単に振り向いてくれるわけはない。そんな男たちに、「モテないのは漁場を間違えているから。狙うべき女性のタイプを変えればモテることは可能」と語るのは、漫画家の峰なゆか氏とエッセイストの犬山紙子氏。果たしてどんなタイプの女性を狙えば、普通の男でもモテるのだろうか? 両氏に普通の男子が狙うべき女子のオトし方をタイプ別に解説してもらった
<オタク系>
女から見たらダサいが、オタク男ウケは鉄板のニーハイや猫耳でエロさをアピール。「そんなにかわいくない私でも、オタク男にならモテる」からと、オタク女子を装う戦略家も。芸能人でいうと中川翔子
※外見の特徴
「ネコのゴム・鞄などモチーフもの大好き」、「黒髪さらさらがプライド」、「チェックのミニスカ+ニーハイで絶対領域死守」
◆非モテ人生ゆえの“お山の大将”欲求をいかに満たすかがカギ
「オタク系女子は、モテてきた経験がまったくないからこそ、学生時代にサッカー部のキャプテンと付き合っていたような“コミュニティで一番の女子”に対する憧れがものすごく強いんです。だから、スクールカーストから解き放たれた今、しょぼいコミュニティでもいいからとにかく“コミュニティのトップと付き合えた”という“お山の大将”欲求をいかに満たしてあげるかが大事」(峰なゆか氏)
そのためには、男が何らかのコミュニティでトップにならなければいけないわけだが……。
「簡単ですよ。『仲間内でモンハンが一番強い!』とか、オフ会を主宰して仕切ってる感を出すとか。しょぼくても“トップ”でさえあればいいんです」(犬山紙子氏)
実際にオタク系女子に聞いてみると「私はスイーツ女子が集まる場ではモテないけど、ガチオタの女子よりはかわいいから、桃鉄コミュとかニコ生オフとかのオタクコミュニティではモテ気分を味わえるのがうれしい」(28歳・通信)との声が。
「1回うっかりスイーツ女子とテレビ局の男性の合コンに数合わせで参加する羽目になったとき、キャラモノのストラップ付けてただけで『何でそんなの付けてるの?』と馬鹿にされて。『好きで付けてるんだから放っておいてください』って言ったら、場がすっごい白けちゃったんですよね。私、本当にモテないんだなって思い知りました。以来、リア充のコミュニティには近付かない。ニーズのあるオタク男性、童貞男性に狙いを定めています」(25歳・飲食)と、王道女子へのコンプレックスがオタクコミュティでの“1番になりたい”欲を加速させている点も興味深い。
また、「コミュ障でも、マシンガントークで話を聞かないとかでも、リア充連中の『ハーゲンダッツの○○味おいしいよ~』とかいう何の意味もない会話をする人よりずっといい!」と、リア充を恨むがゆえに、コミュニケーション下手な男性に対してムダに優しいスタンスに。非モテ男性を優しく受け入れてくれる女神的な存在なのだ!(と、崇め奉ればきっとオチるはず!)
【峰なゆか氏】
漫画家、ライター。元AV女優。女の生態や男の本音を描いた漫画『アラサーちゃん』が大ヒット。本誌をはじめ、多数雑誌などでエッセイや漫画を連載中
【犬山紙子氏】
エッセイスト。美人なのに恋愛がうまくいかない女性たちを描いたエッセイ『負け美女』でデビュー。テレビや雑誌などのコメンテーターなども務める。本誌でも連載中
イラスト/犬山紙子
― 「邪道女子」に狙いを定めてモテる!【4】 ―
『邪道モテ』 犬山氏と峰氏が、モテの王道をゆけない女子たちに向けて執筆した画期的モテ本。さまざまな「邪道モテ」女子の分析がなされており、男性も必読の一冊! |
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