『世界一カンタンな 1分背伸びダイエット』に挑戦してみた
『世界一カンタンな 1分背伸びダイエット』
佐藤万成/アスコム。帯に「成功率100%!」の文字が。「花粉症が軽くなった」の声も
◆挑戦者 ライター U
10年前と比べて15kgも体重が増加。たるみきったメタボリック・ボディを持てあまし気味のアラフォー男子
「わずか1分の背伸びを一日3回、食事の前に」するだけで「ダイエット成功率100%」!? そんな夢のような話があるのかいな。著者である医師の佐藤万成氏は、半年で体重が9kgも減り、腹囲は24㎝も細くなったとか。本書にはこの方法で痩せた人の体験談も大量に載っているのだけど、どれも景気のいい数字ばかり。ちょっとその気になってきたぞ。
具体的には「手のひらが向き合う背伸び」30秒と、「組んだ手のひらが上に向く背伸び」30秒を1セットにして、毎食前に行う。その際、約10秒かけてゆっくりと息を吸い、吐く腹式呼吸をすべし、てなことみたい。よし、さっそく挑戦……って、イタタタ!! 軽く勢いをつけて伸びたせいか、いきなり首から肩にかけての筋がつる始末。微妙に前途多難かも。
やってみるとわかるが、背伸びを30秒もすると肩から背中、腹、尻、ふくらはぎあたりがプルプルしてくる。想像以上に負荷がかかっている感じだ。確かに簡単だし短時間。だけど、これを毎日、毎食前にするとなると、けっこう億劫だなあ……な~んて言ってるからメタボ体形なんだろうな。
ところが数日も過ぎると、ストレッチ効果なのか、多少は楽に伸びができるようになってきたのだ。また、座ってやっても効果アリとのことで、面倒なときは座りパターンを組み合わせながら、とにかく2週間、背伸びを励行!
その結果は……まさかの1.6kg減! 5日目頃から、毎日200gほどの割合でジワジワと体重が落ちた。特に食事も控えないのにこの結果、どうよ! とドヤ顔で友人に報告すると「元が超運動不足のメタボだから、ストレッチ程度でも落ちたのでは。つか、見た目はぜんぜん変わってない」てな反応が。クッ、1年後のオレを見て吠え面かくなよっ!
◆結果
1分とはいえ意外に疲れて、億劫に。地道に続ければ、効果はあるかも
イラスト/坂川りえ
― [たった1分で自己改革]に本気で挑戦【6】 ―
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