更新日:2017年05月22日 19:44
仕事

夫・嫁の実家であった「これって嫌がらせ?」体験集

年末年始を嫁やダンナの実家で過ごした人も多いはず。「所変われば品変わる」「郷に入っては郷に従え」なんて申しますが、やっぱり「えっ、何でそうなの?」と思うことってありますよね。そんな相方の実家でのカルチャーショック体験を、ドーンとまとめてお届けします! ◆家庭内ルール編  その家庭では当たり前でも、外から見ると「何じゃそりゃ?」的なルールが存在することも。 「嫁の実家では、伝言や注意事項を口頭で直接伝えず、付箋やメモをリビングに貼り付けるのがお約束。そのため、リビングの壁は一面、神社のお札が貼られているような状態。『剥がさないの?』と嫁に尋ねたら『念のため残している』とか」(24歳・教育)って、何か殺伐とした感じになりそう……。殺伐といえば、こんなのも。 「妻の実家は、食事時間が『妻の両親の部』『義兄夫婦の部』と明確に分かれている。席は空いているのになぜ? と疑問だったが、のちに不仲なことが判明」(59歳・小売)なんて、たまには食卓にみんな揃って食べればいいのに。  とはいえ、家族みんなが揃いすぎてしまうのも考えもの。 「元嫁の実家は、飼い犬を完全に家族扱いし、食事の際は犬の皿も食卓に並べる。犬が食卓に身を乗り出す隣で食事をさせられた」と嘆くのは48歳・飲食業の方。「最初は嫌がらせかと思ったが、『家族なら同じテーブルで一緒にお食事するものでしょ』と義母はにこやか。しかも『おかしいとか不潔とか言う冷たい人もいるのよねぇ』と牽制される始末」とは、複雑な心境お察しします。“ペットは家族”という家庭は多いのかもしれないけど、「ダンナの実家では、セキセイインコを家の中で放し飼いにしていた」(47歳・派遣)てのも落ち着かないよねぇ。 ◆冬の山形なのに暖房も温水も使わせてもらえず!  一方、思いのほか多かったのが、家庭での暑さ・寒さ対策や冷暖房の温度設定に関する話題。 故郷イメージ「ダンナの実家(神奈川県)は、節電も兼ねて真冬でも暖房をつけず、家の中で中綿ジャケットと靴下3枚履きで過ごす。私が初めてあいさつに行ったときはさすがに暖房を入れてくれたけど、温度は20℃くらいで、ものすごく寒い思いをした。お義父さんいわく、『あまり温かくするとバカになる』とか。返す言葉がなかった」(35歳・主婦)なんて人がいたかと思えば、「夫の実家に行ったとき、冬の山形なのに暖房もつけず、温水も使わせてもらえなかった。あまりの寒さに凍えた」(35歳・旅行)という人も。家の中で凍死はしたくないよな。かと思えば、こんなケースも。 「主人の実家では、真夏や真冬は灯りを全部消して、真っ暗に近い状態で夕食をとる。理由は『電気代節約のため』。でも、エアコンはガンガンで、夏なら20℃、冬なら30℃に設定。電気を消すより設定温度を2~3℃変えるほうがよほど電気代の節約になると思うんだけど」(32歳・主婦)  その点、こちらはホノボノ。 「ダンナの実家では、家族全員がジャージ&腹巻き&5本指軍足で過ごすのが定番。ダンナも実家に帰るとすんなり着用。みんな“バカボンのパパ”に見えます。3回めのお泊まりで、ついに『あなたの分も用意しておいたから』と義母。ええ、着ましたよ、嫁ですから!」(28歳・出版)って、これで正式に家族の一員ですな。  対して、日用品を気前よく用意してくれない義母もいる。 「夫の実家は、基本、バスタオルが家族兼用で、お泊まりでは一家族1枚見当で渡される。最初は夫と2人だから特に不自由はなかったのだけど、子供も2人になったし、もう1枚くらい欲しいな、と。で、お義母さんに『もう1枚いいですか?』とお願いしたら、『あら、そんなに拭くところがあるの?』と嫌みを返されてゲンナリ」(34歳・ウェブ制作)とはお気の毒。タオルぐらいケチるなよ!  とはいえ、「嫁の実家では複数の手拭きタオルに加え、家族全員分の顔拭きタオルが用意され、お正月などは洗面所に色違いのタオルが10枚ほど並ぶ」(35歳・ITコンサル)ってのも極端。「手拭き用は兼用可だけど、顔拭き用は絶対に兼用NG」というルールらしい。いっそのこと、間違わないよう各自で首にかけておいたら!? ― [嫁&ダンナの実家]カルチャーショック体験集【6】 ―
おすすめ記事
ハッシュタグ