いまだ乱立する「JKリフレ」の陰に専門スカウトマンあり
2/26発売の週刊SPA!「少女をJK風俗に誘う極悪スカウトの闇」では、そうしたスカウトマンたちの手口や「売却先」などを追及している。 <文/週刊SPA!編集部>
「隣のクラスの友達に『アキバでバイトしているんだけど、一緒に働かない?』って言われたのがきっかけ。歩合給でオプションを頑張れば、年齢を誤魔化してキャバクラで働くよりも儲かった。だから、お店がなくなって少し残念」
そう語るのは、秋葉原や大阪日本橋で激増していたJKリフレ店の元スタッフの女子高生だ。
JKリフレとは、女子高生など18歳未満の少女に個室でマッサージやハグ(抱擁)、添い寝などのサービスを提供させる業態のこと。「JK=女子高生」を売りにし、また彼女たちのバイト先としても人気を集めていたが、今年1月末、警視庁は秋葉原など都内17店舗のJKリフレを一斉摘発。76人の未成年少女を保護し、「裏オプションで売春をさせていた」とする4店舗の店長を逮捕したのだった。
だが、この摘発劇にも元JKリフレ関係者は「イタチごっこになるだけ、無くなることはない」と余裕だ。
「アキバの店舗型JKリフレはほぼ壊滅状態だけど、容疑が風営法違反ではなく、労働基準法違反であったように未成年にマッサージをさせていたことがNGだったかどうかは微妙なところ。だから、今後はしっかり少女たちを管理して別のサービスを展開するか、完全なモグリ店になるかの二極化が進むでしょうね」
実際、摘発後の秋葉原では無店舗型のJK店が乱立し、今も激しく客の争奪戦を繰り広げている。その内容も女子高生に秋葉原をガイドさせる「JKお散歩」や一緒にディズニーランドに行く「JK観光」、メイド系サービスから派生した「JKお掃除」なるものまで多様化しているというのだ。
違法と合法のグレーゾーンを狙う業者と警察当局とのイタチごっこ。その中で、JK風俗は今後地下化、過激化の様相を呈してきている。そして、それに合わせて彼女たち女子高生を狙うスカウトマンが暗躍しつつあるという―――。
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