アベノミクス象徴銘柄ガンホーで“億り人”に
いつまで続くのか不安になるほど上がり続けるアベノミクス相場。この熱狂の初動に乗って、いち早く「億超え」を達成した個人投資家が続出している。彼らはどんな投資をしているのか? アベノミクス・ドリームを体現した億トレーダーの必勝テクニックを聞いた!
◆アベノミクス象徴銘柄ガンホーで“億り人”に!
アベノミクス相場の象徴となった銘柄がガンホー。今年の年初8万円台から3月初旬には50万円近くまで上昇、数多くの「ガンホー長者」を生んだ。その代表格ともいえる投資家が、ろんぐて~る氏だ。
「民主党の敗戦と安倍首相の誕生、それに安倍さんがどんな政策を打ってくるかはもうわかっていましたからね。アベノミクスで株式市場に資金がドッと入ってきて、局地的なバブル状態になるだろうと。そのバブルの象徴になる銘柄は何か。それがガンホーだと思ったんです。ガンホー株を本格的に買い出したのは1月からですね」
ちょうど「パズル&ドラゴンズ」がブームとなっていた時期で、’12年11月初旬の40万円から年末には86万円まで上がっていた。高値警戒感はなかったのか?
「爆発力のある銘柄だってことはわかっていました。’05年のIPO直後の2000万円台(調整前株価)を見ていたので、それに比べたら全然。過去の高値と比べたら上昇余地があると思いました」
⇒【グラフ】まだ上値余地があるガンホー株 https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=430205
1月からは個別銘柄へと資金を移し、ガンホーを買い上げていく。
「象徴銘柄として連日ガンホーが話題になるのは目に見えていました。パズドラのダウンロード数が『800万人突破』『900万人突破』と毎週のように数字で流れ、そのたびに株価が噴いていましたから。節目の1000万人も時間の問題で、持っていて安心感がありましたね。ただし、気をつけていたのは決算。1月の初旬に10株買って、最終的には35株を持って決算を待ちしました」
注目の決算発表はもちろん絶好調。ストップ高となり150万円台から、遂に200万円超えへ。
「決算から2~3日引っ張って260万円くらいで売ったのかな。億を突破したのが2月19日。億を超えたのはガンホーだけのおかげじゃないけど、主力だったのは間違いないですね。次の主力は不動産じゃないですか。ただ、怖いのは暴落。僕は何度もヤラれているので」
億超えを達成、イケイケかと思いきや、意外にも慎重だ。“億り人”ろんぐて~る氏の目線は、もうすでに次へと向かっている。
【ろんぐて~る氏】
資産1.3億円超、投資歴24年の個人投資家。おいしい続伸を粘り強くスイングで取る。ツイッター@rongtail、ブログ http://ameblo.jp/rongtyan/
※株価や保有株数などは3月15日の終値時点のもの。ガンホーは3月31日を基準日に1:10の株式分割を行っている
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