スキンケアに月3万円!! 美肌を保つ男
20~40代を中心に、美容に関心を持つ男性=“綺麗男(キレオ)”が増えているという。身だしなみの一環という枠を超え、美白や永久脱毛、血液クレンジングや腸内洗浄にまで手を出す男性も。メンズ美容の最前線を追った!
【スキンケア】「健全な精神は美肌に宿る」こだわりのエステティズム
スキンケアに対して高い美意識を持っているのが、プロフェッショナルメークアップアーティストブランド「シュウ ウエムラ」でグループ・プロダクト・マネージャーを務める小林雄一さん。ニキビや肌荒れに悩んでいた大学生時代、友人に紹介されたコスメでスキンケアの効果と重要性に開眼。以来、自分の中のエステティズム(洗練さ)を追求することにハマった。
「朝晩は必ず、クレンジングオイル、ブースター、化粧水、エナジャイジング・セラミ、保湿クリーム、UVアーマーをセットで使っています。さらに、その日の体調や季節、紫外線量などによっても使うものを変えていますね」
スキンケア関連だけで月に3万円ほどの費用がかかるが、それだけの結果が表れているので、決して高いとは思わないという。
また、土日以外は毎朝1時間ジムに通い、ホットヨガ、岩盤浴、酸素カプセルなども定期的に行って老廃物を出すよう心がけ、睡眠は最低7時間、酒もタバコもたしなまず、自宅は鎮静効果のある南仏産の生ラベンダーから抽出したアロマの香りを常に充満させている。自分にとって心地よいもの、洗練されたものに常に触れることで、精神衛生を保つのも大事だとか。
◆最低限の美意識は男の必要条件!
男性の美容意識は確実に上がり、女性もまた男性に清潔感や洗練さといった美を求め始めている。
「私は、男性もメイクアップすべきとは必ずしも思いませんし、アンチエイジングという言葉も嫌いです。ただ、年齢に応じて最大限前向きでいられるベストコンディションを保つためにも、最低限、クレンジングだけはみなさんにも取り入れてほしいですね」
― ここまできた![メンズ美容]最前線【3】 ―
ハッシュタグ