記録的トレンド相場の後の長い「中休み」に入ったのか
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記録的なトレンド相場が一段落した後、しばらくトレンドレスな展開になったというのは確かにわかりやすいでしょう。動きすぎた相場にとっては、少し時間調整が必要になったということではないでしようか。
今回、5月までドルは連続陽線記録を更新、8か月連続となった後、6月にかけて103円から93円へ、最大で10円のドル急落となりました。これまでのパターンからすると、記録的なドル高・円安トレンド相場が一段落した後は、しばらくこの93-103円のレンジを大きく抜けない範囲での展開が続くことになりそうですが、果たしてどうでしょうか?
【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、(株)自由経済社(現・(株)T&Cフィナンシャルリサーチ)に入社。同社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など
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ドルは対円で6月陰線引けとなり、連続陽線記録は8か月で一区切りとなりました。過去、陽線でも陰線でも6-7か月の連続で一段落となった後は、さすがに半年から1年も5-10円程度のレンジで一進一退となったのですが、今回は果たしてどうでしょうか?
◆しばらくは93-103円中心の一進一退になる!?
1995年以降で、ドルの陽線、陰線が6か月以上続いたのはこれまで5回ありました。そんな月足連続記録が一区切りついた後は、さすがにしばらく横ばい気味の展開が続いたのです
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