7月27、28日に行われた『TOKYO IDOL FESTIVAL 2013(TIF2013)』。出演アイドル111組が7つのステージで歌い踊るこのイベント。ここでは日刊SPA!TIF取材班のイチ員である、DDマツがその目で見てきたアイドル達の中から特にオススメのグループをご紹介。
ここまで読んで「アイドルなんてAKBとももクロしかわかんなーい」と思ったそこのアナタには一つ深いアイドルの世界を知っていただければと思います。「わざわざ教えられなくても知ってるよ!」という方の為には、写真をたくさん用意いたしましたので、そちらでお楽しみください。
【LinQ】
LinQ
2011年4月17日にデビュー。グループ名は「Love in 九州」の頭文字をとった造語。タワーレコードのアイドル専門インディーズレーベル「T-Palette Records」に所属後、デビュー2周年の2013年4月17日株式会社ワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビューを果たす。『全国「あまちゃん」マップ!あなたの町おこしキャンペーン』の福岡代表として選ばれ、リーダーの天野なつさんが、『あまちゃん』主人公の祖母「天野夏」と同姓同名ということも話題に。8月7日にはメジャーデビュー第2弾にして7thシングルとなる「HANABI!!」をリリース予定。
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松田聖子や酒井法子、浜崎あゆみなど、上げていくとそうそうたる芸能人の出身地だということが分かる福岡県。そんな福岡県を拠点に活動するLinQ、『あまちゃん』でその存在を知ったという方も多いであろう『ロコドル(=ローカルアイドル)』と呼ばれる、東京以外の地方を拠点としたアイドルグループだ。LinQはそんなロコドルの中で随一の所属メンバーの多さ、その数なんと30人!という規模の大きさに加え、さらにその30人をお姉さん組の『Lady』と妹組の『Qty』に分け、それぞれの組にも独自のオリジナルソングがあるという、ロコドルの規模としては、人数、持ち曲の数、そしてその曲のクオリティまで、全てが破格といえるグループなのだ。そんなLinQのメンバーは全員九州出身ということもあり、MCや握手会では方言が飛び出すこともしばしば、『方言萌え』も楽しめるのだ。地元福岡で毎週末行われているライブにも、東京など、九州外から訪れるファンが増えているというLinQ。九州旅行とアイドルライブ、同時に楽しむのがオススメです!
【アフィリア・サーガ】
アフィリア・サーガ
カフェ&レストラン「アフィリア・グループ」の池袋店・上野店・六本木店・新宿店を代表するメンバーから構成された。志倉千代丸と桃井はるこのダブルプロデュースで、 2008年11月22日にデビュー。現在メンバーは11名。2013年2月17日、レイナの加入とともにグループ名を「アフィリア・サーガ・イースト」から「アフィリア・サーガ」に変更した。8月7日には記念すべき10枚目のシングル『ネプテューヌ☆サガして』を発売する。
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『メイドカフェ』の女のコがステージに立つ。というと想像しやすいだろうか。お店に行けばアイドル本人がご飯を運んでくれたり、お酒を作ってくれることもあるという、握手やハイタッチのような“接触”とはまた違った楽しみを提供してくれるグループ。そんな“二刀流”な彼女たちだが、だからといって片手間になっているというわけでは決してなく。今回TIF『HOTSTAGE』でも、曲と曲をつないで切れ目なく4曲連続で踊りきるという、練習量のかいま見えるステージングを披露してくれた。「メンバーは魔法学院の生徒(後輩)であり、ファンのことを『先輩』と呼ぶ」というカッチリとしたコンセプトを守っていることも珍しく。メンバーも『田中』や『佐藤』ではなく『ユカフィン』や『ルイズ』といった名前で、あくまで魔法学院の生徒として活動している点も特長だ。「ホントはキチンと日本人の名前があるんでしょ~?」と無粋なことは言わずに、世界観にどっぷり浸り楽しむのがオススメです!
【アップアップガールズ(仮)】
アップアップガールズ(仮)
グループ名の意味は「『いっぱいいっぱい=アップアップ』になりながらも『上へ上へ=アップアップ』目指して行こう」というもの。ハロプロエッグの研修課程を修了したメンバー7名が所属しており、ハロー!プロジェクト(ハロプロ)と同じ事務所、アップフロントプロモーションに所属しているが、ハロプロには所属していない。9月4日に『SAMURAI GIRLS/ワイドルセブン』のリリースが決まっている。
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メンバーごとに色分けされた衣装と、衣装の何処かに必ず入っている『(仮)』のマークがトレードマークの彼女たち。とにかく熱く激しいステージが特長。持ち曲も『アップアップ』の名の通りアップテンポな曲が多く、ライブハウス等の会場で大音量で聞くと間違いなくアガるハイテンションな曲が多い。そんなハイテンションな曲に負けないハイテンションなパフォーマンスも魅力で、ハロプロエッグとしてそれぞれ紆余曲折を経てきた彼女たちのステージに懸ける熱量は凄まじく、その熱に呑み込まれ、最高潮のテンションで涙が止まらないこともしばしばだ。アイドル戦国時代随一の熱さを全身で受け止め、ステージの上のメンバーと共にはしゃぎ、共に汗だくになりながら楽しむのがオススメです!
◆おまけ
最後におまけとして個別に紹介しきれなかったアイドルや、TIF会場のステージ外、物販コーナーやチラシ配りをしているアイドルの皆さんの様子をお届け
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<取材・文/DDマツ 撮影/西田周平 山川修一 難波雄史>
【DDマツ】
日刊SPA!編集部の雑用係。日刊SPA!『週末アイドル情報』担当。AKB48をきっかけにアイドルオタクになる。その後色々なアイドルを見るうちにDD(誰でも大好き)化していった。この記事でTIF関連記事は一段落してホッとしている。