「自由になれた気がした」平凡アラサー女のセフレ体験
誰かの「彼女」でもなければ「愛人」でもない。「セフレ」という、男にとっては都合のいい存在として生きる女たちがいる。彼女たちはどういった男性と関係を構築し、門戸を開放するのか。経験者の証言から探ってみた!
【自己肯定型】
セフレは地味で平凡な私に一瞬の夢を見せてくれる存在
●持田美彩さん(仮名)27歳・公務員
堅い職業に就き、容姿も人並み。「地味に生きている自分が虚しくなった」と語る持田さんは、セフレの存在で非日常の刺激を得ることができた。
「結婚を考えて同棲している彼氏はいるんですが、このまま無難に結婚して、仕事もして、平凡な人生を送るのかなって考えたとき、自分がつまんない人間に思えて。そんなときにたまたま誘われた大学の同窓会で悪酔いしちゃって、気がつくと男友達とホテルにいたんです。でも罪悪感より、『こんなことできる私ってスゴい!』って、ちょっと嬉しかった(笑)。それに、『恋人がいるからってほかの人とエッチをしちゃダメって誰が決めたの?』って男友達に言われたとき、固定観念に縛られない考え方がカッコよく見えたんです。私もその瞬間だけ自由でイケてる自分に変身できる気がして。関係は、今でも続いています」
平凡がゆえに、自由奔放な女に憧れる彼女。セフレはそんな自分を肯定してくれる存在だという。
「『彼氏がいてもいいよ』ってちゃんと割り切ってくれる人なら容姿とかは別に気になりません。夢を見させてくれるっていうか、素は小心者ですぐ落ち込んじゃうので私の考え方を否定しない人がいい。でも、私と同じことを彼氏にはしてほしくない。……これって、凄く自己チューですよね(笑)」
― 驚くほど簡単なSEXフレンドのつくり方【5】 ―
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