お国のカラーが炸裂!格闘ゲーム大会海外事情
世界各地で格闘ゲーム大会が開催されているわけだが、会場の雰囲気にもお国柄が表れる。
米国はWWEよろしく、派手なパフォーマンスが飛び交う。対戦相手を「キルユー!」のしぐさで挑発し、観客はヤジを飛ばして煽りまくる。エンターテインメントとして選手と観客が一体となって盛り上がるそうだ。
クウェートなどは正反対。中東はサッカーでは激しいイメージだが、「むしろ遠慮がちで、日本人と通ずるものがありました。試合もじっくり見ていて、拍手も控えめ。『騒いだら失礼なんじゃないか』といった礼儀正しさがありましたね」(プロゲーマー・梅原大吾氏)。さながら囲碁大会の趣である。
名乗った者勝ちの世界ゆえに、あらゆるジャンルの“プロ”が存在するのも面白い。フランスでは『大乱闘スマッシュブラザーズ』のプロまでいたとか……。
「競技として盛り上がっているとは思えませんが、スーパープレイのDVDを販売したりしているようです。世界最大のゲームの祭典『WCG』では、ギター演奏ゲームのプロも発見。パフォーマーとしてウケていましたよ」(大人気イベント「ゴッズガーデン」主催・稲葉央明氏)
― 日本初 [プロゲーマー]というお仕事【3】 ―
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