復活! スパリゾートハワイアンズを再訪した
東京に帰るまでの3日間で出合ったいくつもの“奇跡”を記した手記(※)は、小誌および小誌ウェブサイトにて掲載され、予想を超える大きな反響を呼んだ。ネットでの閲覧数は数百万単位となり、mixiでは1000件を超える日記が書かれ、ツイッターでは数千回もリツイートされた。
あれから、約200日。度重なる大きな余震、そして日を追うごとにひどくなる風評被害に苦しみながらも、彼らは止まることなく動き、踊り、走り、有形無形の苦難を乗り越え、10月1日、ハワイアンズはついに営業再開の日を迎えた。
そして10月3日、あの日泊まることができなかったハワイアンズに宿泊させてもらうこととなった。16時に東京を出発し、19時にハワイアンズに到着。早速、ロビーに入り、チェックインする。実は、3月11日はチェックインする前に被災し、チェックインしないままにホテルを後にした。震災当日、先にプールで子供と遊んでいた筆者はこれが初めての、チェックインとなった……。
1966年、廃業寸前だった常磐炭鉱の起死回生の一手として建設されたのが「常磐ハワイアンセンター」。それが‘90年になり、50億円もの総事業費をかけ大リニューアルした結果、できたのが「スパリゾートハワイアンズ」である。それから21年。東日本大震災による約200日の休業期間を経て、この施設は“第三の産声”をあげたといえるだろう。
これは、福島復興の合図として、さまざまなメディアを通じ、全国に届くなか、10/11発売の週刊SPA!「福島スパリゾートハワイアンズ復活の軌跡」では、3.11震災時にハワイアンズで被災した小誌記者が現地を再訪。支配人やスタッフの思いを聞いた。
(※)福島県いわき市「スパリゾートハワイアンズ」の奇跡
https://nikkan-spa.jp/3077
取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/菊竹規
3月11日、筆者はスパリゾートハワイアンズ(以下、ハワイアンズ)で被災した。それから、
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