アイドリング!!!菊地亜美、ラストナンバリングライブ【フォトレポート】
11月24日(月・祝)、アイドルグループ・アイドリング!!!の通算14回目となるナンバリングライブ(グループが’07年より行っている大型ライブ企画)「アイドリング!!! 14thライブ 井の中のアイドリング!!! 大海でバタアシング!!!」昼公演が、渋谷・NHKホールにて行われた。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=755740
この日のライブは昼公演と夜公演の2部で構成され、この日を最後にグループから卒業する菊地亜美が、昼公演では最後のナンバリングライブ、夜公演では卒業ライブを行った。そのため、会場には彼女の最後の姿をひと目見ようと、開演の1時間前から大勢のファンが詰めかけていた。
13時30分、定刻通りライブが幕を開けた。「SHA KA LA KA PARTY」のイントロが流れ、メンバーがカラフルなタオルを振り回しながら登場。しかし、現れたのは数名のみ。思わず、「他のメンバーはどこ?」の言葉が口から出そうになった瞬間、なんと客席の扉から残りのメンバーが続々と登場!
そんなサプライズ演出にさぞやファンも大興奮……と思いきや、直後のMCで、菊地が意外な発言。「近くにいたファンのコも『イエーイ!』とか盛り上がってくれるのかなって思ったら、(手を上から下におろすジェスチャーをしながら)『抑えて、抑えて』って。私、今日が最後なんだから抑えるの意味ないよね(笑)」と暴露した。思っていた以上にファンは冷静だったようだ。
その後は「ガンバレ乙女(笑)」「Shine On」など、おなじみのナンバーで会場を沸かせた彼女たち。派生ユニットのNEO fromアイドリング!!!が「寝乙女X’mas Night」「キミといたナツ」を、同じくHIP ATTACK fromアイドリング!!!が「太陽のサマサマデイズ」「黄金蟲」を、それぞれ披露した。さらに、12月24日(水)にリリースされるニューシングル「ユキウサギ」もライブ初披露。菊地を除くメンバー全員が白い衣装を身にまとい、女のコの胸に秘めた淡く切ない恋心を歌い上げると、会場は一気に感動モードに包まれた。冒頭のMCで、菊地が「私を含めた23人の最後のライブなので一生懸命がんばっていきたい」と語っていた通りの全25曲、圧巻のライブが行われた。
ライブ終了後、ラストナンバリングライブの感想について、菊地は「卒業が決まって、もっと緊張するかなと思っていたんですけど、そんな実感全然ないですね」と語り。さらに、今後の活動については「バラエティ中心でやっていきたい! ライバルはこじるり(小島瑠璃子)です!」と、早くも闘争宣言をした。ライブのMCも安定していたし、その歌と踊りがもう見られないことに寂しさは残るが、これからは菊地亜美のバラドルとしての活躍に期待しよう!
<取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/西田周平>
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ